PCバッグおすすめ7選。通勤、通学に使えるバックパックを厳選
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- Justin Krajeski – Wirecutter
- [原文]
- ( Rina Fukazu )
ライフスタイルに合わせて用途別に紹介。
会社に行くにも学校に行くにも便利なバックパックは、肩にかけるタイプのメッセンジャーバッグと比べても人間工学的で、ブリーフケースよりも収納力があり、ビジネス用キャリーバッグよりもオシャレでスタイリッシュなものばかり。
今回は、そんななかでもおすすめできるバックパックをWirecutterが厳選。いずれも、見た目のオシャレさはもちろん、背負っていて快適なものが揃っています。泊まりがけ出張に使えるものから、自転車通勤に便利なものまであるので、用途やデザインの好みに合わせてお気に入りを見つけてみてください。
耐性、収容力ともに優秀な「Timbuk2 Authority Laptop Backpack Deluxe」
耐性、収容力ともに優秀な「Timbuk2 Authority Laptop Backpack Deluxe」
仕事に必要なものがたっぷりすっきり収まるバックパック。タフな素材でできているので、通勤に使ってもへこたれない。
こんな人におすすめ:ごちゃごちゃしがちなノートPCの関連アクセサリーをうまく収納したい人。ビジネスシーンにうまく馴染むバックパックを探している人。
おすすめポイント:見た目はシンプルながら、あらゆるギアを持ち運ぶのに便利な「Timbuk2 Authority Laptop Backpack Deluxe」は、ポリエステル製で頑丈、生涯保証付き。何より背負っていて快適です。
これにMacBook Pro 13インチ(とその充電器)、iPad、手帳、ノートパッド、キーボード、Nintendo Switch Lite(とその充電器)、各種ケーブル、パワーバンクx2、Skooba Design Cable Stable DLX、Skooba Design Cable Stable DLX、鍵、トラベルマグなどありとあらゆるものを入れて数週間(コロナ禍の2020年だったので近場ですが)持ち歩いてみましたが、パッド入りのショルダーストラップやメッシュ素材の背面パネルのおかげでとにかく楽。スターナムストラップ(2つのショルダーストラップを繋ぐもの)のおかげで安定した感じがありました。
最大17インチのノートPCが背面・中央のコンパートメントにうまく入るようになっていたり、ペン2本が入るスロットのほか、内側ポケット2つ、大きなファスナーポケットがあったりして、収納力は抜群。外側にもファスナーポケットが2つあるのですが、パソコンの充電器やSDカードなどよく使うものを入れておくのに便利です。また、バックパック外側背面には、スーツケースの取手にセットできるようにラゲージパススルーがあるのもポイント。
Timbuk2からはよりシンプルなデザインの「Authority Laptop Backpack」も出ていますが、このDeluxe版にあるような背面の超快適パッド、背面パネルがないので注意。
注意点:ノートPCの関連アクセサリの収納力はあるものの、他のバックパックと比べると容量は少なめ。
シンプルだけど地味じゃない「Topo Rover Pack」
シンプルだけど地味じゃない「Topo Rover Pack」
通勤中に使う本や飲み物と仕事に使うものをうまく分けられるポケットが優秀。
こんな人におすすめ:アウトドア系デザインが好きで、都会での通勤にも便利なバックパックを探している人。
おすすめポイント:「Topo Rover Pack」は、キャンプ場らしさのあるカラーをまといながら、電車通勤にも便利なデザインが特徴。大きなメインポケットはノートPC(仕切りあり)、充電器、本、書類、お弁当、ヘッドホンなど必要なものを入れるのに十分なサイズ感。上部にはファスナー付きのポケットもあって、ポータブル充電器、ケーブル、Kindle、お菓子をまとめて入れておくこともできます。また、サイドポケットはウォーターボトルを収納するのにぴったりです。
バックパックは超軽量で、パッド入りショルダーストラップはクッション性があるので、いろいろなアイテムを詰めても快適。耐水性のある素材でできているので、雨の日の電子機器の持ち運びにも安心。Wirecutterには8年以上このバックパックを使っているというスタッフもいますが、彼いわく結構頻繁に使っているのにくたびれず、まるで新品のような形状を保っているとのこと
注意点:前面下にあるファスナー式ポケットは若干小さめ。ここに本を入れられたら取り出すやすかったのになと思うところがあります。Kindleであれば、上部のポケットに問題なく入れられます。
また、色合いについてはレビュー参加者から賛否両論あり。オールブラックという選択肢もあるので、気になる人はそちらをチェック。
泊まりがけの出張にも便利な「Fjällräven Räven 28 Backpack」
泊まりがけの出張にも便利な「Fjällräven Räven 28 Backpack」
見た目はミニマルだけど、これで飛行機に乗れるくらい実用的。
こんな人におすすめ:1泊2日の出張にも十分使えるほど大容量で、飛行機搭乗前のセキュリティチェックでもすぐにものを取り出しやすく、オフィスに戻っても違和感のないスタイルのバックパックを探している人。
おすすめポイント:「Fjällräven Räven 28 Backpack」は耐水性があり頑丈で、収納ポケットも沢山。何より出張で1日中背負っていても快適なのがポイント。バッグ内側は整頓しやすく、外側にはウォーターボトル用のポケットもあり。搭乗券など飛行機に必要な書類を入れておくスペースとしても使えます。飛行機の座席下に収まるサイズ感ですが、最大15インチのノートPC、関連アクセサリー、着替えの衣類、スリムな靴を入れることもできます。
着替えの衣類、靴、トイレタリー用品をファスナー付きの中央スペースに入れておけば、中身を全部出さずともノートPCを取り出せるようになっています。名刺、ペン、充電器、ケーブル類は前方のスペースに入れておくと取り出しやすそうです。
カラー展開は、ビジネスライクなブラックを含む9種類。ブランドロゴが目立ちにくく多くの場面で使いやすいはず。
注意点:高身長なユーザーにはフィットしやすい一方で、そうでない場合は少し大きいと感じることもあるようです。また、両サイドにあるウォーターボトル用ポケットは縫い付けられているためサイズがぴったり合わないこともあります。
コンパクトでスタイリッシュな「Rains Backpack Mini」
コンパクトでスタイリッシュな「Rains Backpack Mini」
なめらかで平面的なデザインが特徴。持ち物がミニマルな人向き。
こんな人におすすめ:小さめのノートPC、ちょっとした上着を持ち運ぶのに十分なサイズのスタイリッシュでスリムなバックパックを探している人。
おすすめポイント:毎日身につけるバックパックは、できるだけファッション性の高いものを選びたくなりますよね。とはいえ収納力、実用性、快適さも妥協できないところ。ミニマルなデザインの「Rains Backpack Mini」はまさにそういった要素が詰まっています。スーツだけでなくビジネスカジュアルやデニムにも合わせやすいデザインです。
通勤に便利なコンパクト感で、スマホやSuicaカードなどはファスナー式で安全に収納。フラットなデザインなので混雑した車内でも邪魔になりづらく、上部の取手を使えば手持ちとしても使えます。
たくさん容量があるわけではないですが、ノートPCを入れる仕切りがあって、ファスナー付きポケットの部分に充電器などの小さなアクセサリを入れられて便利です。
ふた部分はマグネット式。耐水性があり、突然の雷雨のなか使用しても中身が濡れることはありませんでした。
注意点:ストラップが細いため、他のバッグと比べるとやや快適さは劣ります。いずれにしても、たくさんのものが入るサイズ感ではないため、肩が痛くなることはあまりありませんでした。
通勤からジムまでこれ1つでOK「Lo & Sons The Hakuba」
通勤からジムまでこれ1つでOK「Lo & Sons The Hakuba」
PCと書類、ジムウェアとシューズを分けて収納できて快適。
こんな人におすすめ:仕事前や後にジム通いする習慣がある人。
おすすめポイント:ジムで使うバッグは、着替えの衣類や靴が入るほどのサイズ感が必要。さらに、使い終わった衣類とそのほかのものを分けて収容できると便利ですよね。「Lo & Sons The Hakuba」ではそのすべてが可能で、背面に最大15インチのノートパソコンが入るので、ジム着とは完全に分けておくことができます。上部のメインポケットには書類や本が入り、底にはジムで使う靴をしまえるようになっています。仕切りは外すこともできて、その場合もバックパックの形状は保たれるので安心して荷造りできます。
ファスナー付きのポケット(2つ)は財布、鍵、リップクリーム、イヤホンなどの小物類を入れるのに最適。サイドポケットのジップを開けると32oz(950ml)のウォーターボトルも入るほどのスペースになります。保証期間は1年ですが、その後はメーカーに直接問い合わせが必要とのこと。
実際にこのバックパックを使ってみて、たくさんものを入れても偏ることなく重さを均等に感じます。パッド入りのストラップはクッション性があり、肩が疲れづらいようになっています。
注意点:容量が大きいほか、1.3kgとなかなか重め。とはいえジム兼仕事用として使うのであれば、十分なサイズ感です。
ミニマルだけど柔軟性はたっぷり「Patagonia Arbor Classic Pack 25L」
ミニマルだけど柔軟性はたっぷり「Patagonia Arbor Classic Pack 25L」
仕切りは少ないけれど、容量はたっぷり。都会的な洗練さというよりも、レトロ感が好みな人向き。
こんな人におすすめ:一日のスケジュールに合わせて必要なものがたくさんあって、仕切りはなくともたっぷり余裕があるバックパックを探している人。
おすすめポイント:「Patagonia Arbor Classic Pack 25L」は、内側に数多くの仕切りポケットがあるわけではありませんが、何泊分かの衣類を詰めたりスーパーで買ったものを詰めたりするのに役立つボリューム感があります。使用していない間はコンパクトにできて場所を取らないのもポイント。
これでカンボジアへ旅行した際にはトラベル用の枕、文庫本2冊、ノートPCと充電器、レインコート、スマホと充電器、お菓子、大きめのウォーターボトルなどを詰め込んだ状態でもノートPCを取り出したり戻したりしやすかったです。ウォーキング、自転車、バス、電車のどの手段でも役立ちました。パッド付きのストラップは、バックパックが9kgの重さになったときも快適で調節しやすかったです。
内側はメインのコンパーメントのほかファスナー式ポケットが2つ(鍵が入るもの、文庫本など厚みがあるものを入れるのにちょうど良いもの)、ノートPCが入るスリーブがあります。上部は巾着のように閉じることができます。
ベージュのほか、暗めの色展開もあります。見た目がカジュアルなのでTPOは選ぶ必要があり、カクテルバーなどではちょっと馴染みづらいかもしれません。
注意点:ウォーターボトルを入れるサイドポケットがないこと、腕を怪我した際には巾着やバックル式の開閉が難しく、ファスナー式の方が便利に感じられたこと。
頑丈でなんでも入る「Chrome Urban Ex Rolltop 28L Backpack」
頑丈でなんでも入る「Chrome Urban Ex Rolltop 28L Backpack」
ヘルメットやU字ロックをかけられるループ付き。パソコンも着替えの服も、いっきにしまえる収容力。
こんな人におすすめ:頑丈で快適で、安定したバックパックを探している人。ヘルメット、ロック、ウォーターボトル、レインコートなどたくさんのものを持ち運びたい人。
おすすめポイント:「Chrome Urban Ex Rolltop 28L Backpack」は耐水で、自転車通勤に必要なものがたっぷり入るボリューム感が魅力。上部がロールアップ式になっているので、必要に応じて小さく折りたたんだり伸ばしたりすることが可能。内側には2つのポケットがあり、それぞれ15インチのMacBook Proを入れるのにも十分なスリーブ、スマホやペンなど小物を入れるのに便利なスロットとして使えます。また、上部には防水のファスナー式ポケットもあります。
チェスト部分に調節可能なバックルが付いているので、自転車に乗っているあいだもしっかりバックパックを固定できるようになっています。また、外側のクリップを使うとヘルメット、Uロック、ライトなどのアクセサリを留めておくことができます。夜間走行時にはライトや反射板を使うことが望ましいですが、このバックパックに付いている反射ストリップは、今回テストした他社製品よりも実用性があるように感じられます。
パッド付きでクッション性があり快適。メッシュ素材で通気性があります。上部やサイドに取っ手があるのでサッと持ちやすいようになっているのもポイントです。
注意点:今回、自転車通勤に使えるバックパックを8種類テストしましたが、その中でもこちらはもっとも大きめ。収容力があって便利ですが、荷物が少ないときにはちょっとかさばって感じることもあるかもしれません。また、上部の開閉システムがシンプルではないこと(巻いてから結ぶ作業が必要)や、ウォーターボトルを入れるサイドポケットがないことにも注意が必要です。
表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。
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