この炊飯器、LED照明の熱伝導技術で米が美味しく炊ける
- 小暮ひさのり
最初に言っておきますが、米は光らない。
タイトルだけだと、どんな調理かわからん!って感想がほとんどだと思いますので、詳しく説明しますね。この炊飯器はアイリスオーヤマから発売される「瞬熱真空釜 IHジャー炊飯器5.5合 RC-IF50-B」
かまど炊きの味を再現したというこの炊飯器、最大の特徴は熱の伝え方にあります。アイリスオーヤマは、LED照明の熱交換で利用している熱伝導技術「ヒートパイプ」を炊飯器に応用するこことで、高速な熱伝導で均一な加熱を可能としているとのこと。
ヒートパイプ技術で窯全体の温度が均一化される
理屈としては、釜の底面をヒーターで加熱すると、真空二重構造内部の作動液が瞬時に釜全体に移動して放熱。これによって、釜の上部と下部の温度を均一にし、水の対流を抑止。結果、お米同士の摩擦を防ぎ、ふっくらと粒立ちのいいごはんに炊き上げられるそうな。
熱の伝わり方の違いがこちら。
従来品ではヒーターが当たる底部から徐々に加熱されていくのに対して、瞬熱真空釜はたしかに窯の内部全体へと均一に熱がかかっていますね。このこのヒートパイプ技術を使った炊き方は業界初とのこと。たしかに、照明の冷却技術を炊飯器に応用するとか、普通考えつきませんよね…。
「瞬熱真空釜 IHジャー炊飯器5.5合 RC-IF50-B」の価格は5万4780円。味が気になるのもそうですが、技術応用の角度すごくて、それだけで欲しくなっている僕がいます。
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