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元プロ野球選手の清原和博(53)が17日、 都内で行われた厚労省主催の依存症の理解を深めるための音楽イベント『Re-START~みんなで考えよう 依存症のこと』に参加。現状を報告した。
トークショーには、清原のほか、俳優の高知東生、歌手で俳優の杉田あきひろ、元NHKアナウンサーの塚本堅ーが登場。4人は2016年に薬物使用の疑いで逮捕され、その後各自が回復に向け努力を重ねてきた。一堂に会して意見交換することは昨年に続き2度目の試みとなる。依存症啓発サポーターを務める今田耕司も出演した。
今田から体型について水を向けられると、清原は「一時よりは痩せました」と笑顔。今も月に1度、カウンセリングと尿検査を受け、自助グループでの話し合いもしているそう。登壇者をちらりと見やると清原は「花の2016年組と言われるんです(笑)。同じ年に全員、捕まっているんですよ」とブラックジョーク。「薬物を知らない人に話すより、(自助グループでは)当事者同士が正直に言える。ひと月に1回、吐き出せる場があると心が楽になる」と自助グループの重要性を口にしていた。
また、久しぶりに会った今田は「お仕事でお会いしていた時の表情から悪いものが取れた。穏やか」と話し、清原については「異変は感じてました(笑)。言動がおかしかったですから…。めちゃくちゃベロベロで来たのかと思ったぐらい。滴るような汗をかいていた」とぶっちゃける。清原は「きょうは大丈夫ですか?」とニヤリとし、今田は「きょうは大丈夫です。仏のような顔になってます」と返していた。
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