クルマの事故を空の視点でチェックできる。いまの自動車保険って進んでるね
- 編集部
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万一のときに頼れそう。
さいきんの自動車保険には、走った距離や運転の上手さ(安全さ)で保険料が変化する「テレマティクス保険」という商品があります。クルマに加速度や振動・衝撃といったデータをトラッキングするセンサーをくっつけて、自動車の状況をしらせることで「安全運転を心がければ保険料は割引」なんてことができるんですね。
先日発表されたイーデザイン損保の自動車保険「&e(アンディー)」は、このセンサーの活用方法を一歩おしすすめてきました。加速度や振動データとスマホのGPSを組み合わせることで、マップ上でクルマの挙動を再現できるようにしたんです。
これが威力を発揮するのが、事故のとき。
自動車の事故がおきたときって、あとで「このクルマはハンドルをこう切って、いつブレーキを踏んだのか」を再現する必要があるんですが、事故現場の現場から状況を推測するのはプロの目が必要になります。
それが「&e」のセンサーをもとにすれば…
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こういうふうに、Googleマップで見るみたいに再現できるんです。
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いつブレーキを踏んだか。クルマの加速や傾き、ぶつかった衝撃の方向はどこからか。事故時にこういったデータを保険会社と共有することで、事故時の交渉や状況説明を保険会社のオペレーターにまかせられるそうです。
事故った直後って、アドレナリン全開で鼓動はドクドク、頭パニック状態でしょうから、説明をサポートしてもらえるのはかなり頼れますね。
もちろんドラレコも有用ですし、ドラレコの映像データを共有できる保険会社もありますが、シェイクされたカメラ映像より俯瞰の視点が欲しくなるシチュエーションは多いんでは。
スマホのGPSがいまいちだったり、GPSの電波が届きづらいトンネル内の事故だと精度は落ちそうですが、このアイデアはスマ―トですね。
Source: &e(アンディー)
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