悲しい歴史の舞台だった史跡の写真、アップルが配慮してくれます
-
9,459
- 塚本直樹
あえて向き合うという選択も?
世界の観光名所は、楽しい場所だけではありません。アウシュヴィッツやアンネの家など、悲しい歴史に直面するようなロケーションもいくつもあります。
しかし、iOS 15.5 beta 3では、写真アプリの「メモリー」にてセンシティブな場所が表示されないように変更されています。
主に第二次世界大戦関連の場所
写真アプリのメモリー機能とは、人物や場所、イベントに基づいて自動で写真をキュレーションし、スライドショーを作成するものです。iOS 15.5 beta 3では、以下の場所の写真がメモリーに表示されなくなっています。
•ヤド・ヴァシェム記念館
•ダッハウ強制収容所
•米国ホロコースト博物館
•マジュダネク強制収容所
•ベルリン・ホロコースト記念館
•シンドラー工場
•ベルゼク絶滅収容所
•アンネ・フランクの家
•ソビボル絶滅収容所
•トレブリンカ絶滅収容所
•ケムノ・クルムホフ絶滅収容所
•アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所
こうしてリストに挙げられている史跡を見ると、ほとんどが第二次世界大戦の収容所に関連したものとなっています。確かにiPhoneを開いてつらい思いをしたくないのはわかりますが、それでも歴史を直視するという選択肢も個人的にはありなのでは…なんて、思ってしまったのでした。
- Tags :
- アップル
- アップル製品
- iPhone
- iOS
- シェア
- ツイート
- LINEで送る
- ブックマーク