時代の変化とともに教育改革の重要性が認識される中、アナログだった学校教育は、テクノロジー によってどのように進化するのか。また、そこから生まれる新たな産業の可能性を考えていきます。
小宮山 利恵子 こみやま りえこ
スタディサプリ教育AI研究所所長/国立大学法人 東京学芸大学大学院教育学研究科准教授
1977年、東京都生まれ。早稲田大学大学院修了。国会議員秘書になるが、ひとり親家庭で育った環境から「すべての子どもたちに教育の機会を」という想いを胸に、教育領域に従事していくと決心する。議員秘書退職後、結婚・出産。転職活動に四苦八苦する。諦めかけていたところ、(株)ベネッセコーポレーションの福武總一郎会長(当時)の秘書の職を得る。「教育とは何か」「教育事業とは何か」について学ぶ。その後、子どもたちを魅了するゲームと教育の関係に関心を持ち、グリー(株)に入社。副業で「東洋経済オンライン」ライターとして教育とテクノロジーについて取材中に(株)リクルートマーケティングパートナーズで、オンライン教育アプリ「スタディサプリ」を立ち上げた山口文洋社長(当時)に出会う。「スタディサプリ」のビジョンとミッションに共感し、2015年入社。同年12月より現職。2019年度より東京学芸大学大学院准教授を兼務。留学歴は、韓国(韓国語・国際関係学)、チュニジア(アラビア語)、米国(リーダーシップ/国務省IVLP修了)。超党派国会議員連盟「教育におけるICT利活用をめざす議員連盟」有識者アドバイザー。経団連EdTech戦略検討委員会委員