「テクノロジーを学ぶのではなく、テクノロジーを通じたクリエイティビティ教育とはなんなのか」この課題に対して、昨年、武蔵野美術大学インスティテュートオブイノベーションでは、クリエイティブテクノロジーフォーラムと題して、テクノロジー、デザイン、イノベーション教育に携わる実践者による公開ディスカッションを行いました。
Creative Technology Forum|ci Radio
そこでは、技術的なトピックよりも受講者のイマジネーションを優先するようなアプローチや現代のインターネット上で情報やノウハウが共有されている状況や、オープンソース文化をふまえた教育のあり方などが議論されました。
この議論を受け、武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科では、2021年度にクリエイティブテクノロジー演習という演習科目を開講し、実際に演習科目のなかでこの理念を実践しました。
このたび、クリエイティブテクノロジーフォーラム2021と題して、この実践の結果を共有し、さらに参加した受講生たちと議論を行いながら、今後のクリエイティブテクノロジー教育のありかたについて考えていきたいと思います。
パネルディスカッション「これからの教育のありかた」
近藤テツ・小川修一郎・清水恒平・青木俊介・長谷川敦士(モデレーター)