日本のIR開設に向けての現状
皆さんは、2018年7月20日に日本でカジノ法案が成立したことを覚えていますか?カジノ法案が成立したことによって、開設が進められているのがIRです。IRとは総合型リゾートのことで、カジノのみならず劇場や国際展示場、ホテルなどの様々な大型施設を1ヶ所にまとめたものです。
海外におけるIRの代表は、ラスベガス、マカオ、シンガポールで、これらの場所では既に成果を出しています。もちろん様々なメリットやデメリットを抱えているので何が起こるか分かりませんが、日本もそれらの国に倣う形でIR開設を進めているのではないでしょうか。
そして気になる日本のIR開設の現状ですが、現在はまだ着工には至っておらず、水面下での話し合いが重ねられています。非常に大規模なリゾート開発になるので、ただでさえ反対する人が多いため、綿密な話し合いを重ねる必要性があるでしょう。現段階では日本初のIRが開業する場所を決めている段階であり、オープンする時期は未定となっています。
日本で現在、カジノディーラーがどのように育成されている?
日本では現在、IR開設に向けてカジノディーラーの育成が進められています。IRのグランドオープンに向けて、日本ではカジノスクールが開校されました。そのカジノスクールでは約2,000人のスキルアップを支援し、大阪IR株式会社のMGMリゾーツ・インターナショナルでは従業員を対象に社員研修を実施しています。
6つの大学から50人の研修生を招き、オンラインワークショップの開催や、2023年にはラスベガスでの現地研修も予定しています。既にカジノディーラー養成講座による育成活動が行われており、オンラインレッスンもあるので学校が近くにない人でもカジノディーラーを目指すことが可能です。カジノディーラーになる際に必要な資格はありませんが、「カジノディーラー資格試験(JCDA)」と呼ばれる民間資格があるため、事前に取得しておくと役立つでしょう。海外オンラインカジノにも同様のプロセスがあります。
海外のライブカジノでライブディーラーになるチャンスもある
IRのグランドオープンに合わせて日本でカジノスクールが開校されたにもかかわらず、日本でなくても海外のライブカジノでライブディーラーになるチャンスもあります。日本よりも海外オンラインカジノの方が盛んなので、本場のライブカジノを通して勉強してスキルを身に付ければ誰でもライブディーラーになれる可能性があるでしょう。海外オンラインカジノでは、オンラインスロットゲームやテーブルゲーム、ゲーミフィケーションといった様々なゲームがプレイできるのもポイントです。
まとめ
日本でカジノ法案が可決されたから時が経っていますが、新型コロナの影響も相まって未だにIR開設が進められていません。水面下での話し合いは行われているかもしれませんが、反対する人も非常に多いのが現状です。ただ、カジノ法案が可決されたことによってカジノディーラーを育成する環境が徐々に固まってきているため、カジノフィーバーの到来がいつか来るのではないでしょうか。