電子レンジへ、今年一年の感謝をこめて…。

使っているうちにニオイや食品汚れがつきやすい電子レンジ。新しい年を迎える前にスッキリきれいにお掃除しちゃいましょう！ というわけで、今回はWirecutterに掲載された、手軽に電子レンジをお掃除できちゃう時短お手入れ方法をサクッとご紹介します！

今回、電子レンジのお手入れ方法を教えてくれるのは、40年の歴史を持つアメリカの大手お掃除会社“The Maids”のお掃除エキスパート、ジェシカ・サムソンさん。同社でナショナルブランディングディレクターも務める彼女は、｢蒸気｣と｢キッチンにあるもの｣だけで電子レンジをピカピカにする方法を6種類以上ご存知だそうですが、今回はその中でもとっておきの電子レンジお掃除方法をご紹介します。

用意するもの

• ホワイトビネガー：酸の力で焼きついた汚れを分解します。
• マイクロファイバー製のクロス：電子レンジの内側はクロスを濡らして、外側は乾いた状態でお掃除します。ペーパータオルでも代用できますが、再利用できる布製がおすすめ。
• 電子レンジ対応のボウル（もしくは耐熱容器）：2カップ分の水を入れられるサイズ。
• キッチンタオルもしくは鍋つかみ：電子レンジから熱くなったボウルを取り出す際に使います。濡らす前のクロスでもOK。
• 無香料の食器洗い用中性洗剤：熱を持つレンジの内部をお掃除するのに最適。
• 重曹：洗浄力と消臭効果があり、優しくこすり洗いすればサッパリきれいに。
• 研磨剤不使用のスポンジ：必要に応じて重曹と一緒に使用します。

お掃除にかかる時間

電子レンジは約30分～45分かければ、きれいになります！

電子レンジのお掃除方法

1. 耐熱容器または電子レンジ対応のボウルに水2カップと酢大さじ2杯を入れ、最大ワット数で5分加熱。
2. あたため終了からさらに10分間、扉を閉めたまま蒸す。（酸性の蒸気ができ、サムソンさんいわく｢これが効くんです｣）
3. ドアをそっと開けて蒸気を逃がす。
4. キッチンタオルか鍋つかみを使ってボウルをレンジから出し、キッチンカウンターに移す｡※この時、ボウルは熱くなっているので十分注意する。
5. レンジの熱がとれてきたらターンテーブルを食器用洗剤で洗い、自然乾燥させる。その間に他の部分の掃除に取りかかる。
6. ボウルに食器用洗剤と同量の水を入れ、泡が出るまで混ぜる。
7. 洗剤液でマイクロファイバー製の布を湿らせ、レンジの内部とドアの内側をこすり洗いする。
8. すみずみまで汚れが落ちたら布を絞り、洗剤と水をふき取る。

こすり洗いをしても内部の油汚れやにおいがとれない場合は重曹の出番です。

1. ボウルに重曹1/4カップ、水大さじ1.5をボウルに入れてかき混ぜ｢重曹ペースト｣を作る。
2. ペーストをスポンジなどで内壁や汚れに直接塗り、5分ほど放置。
3. 湿らせたスポンジでこすり洗いし、湿らせたマイクロファイバークロスで拭き取ればOK。

内側がキレイになったら、外側も乾いたマイクロファイバークロスでピカピカになるまで拭いてあげましょう！ ボタンや扉の取っ手も忘れずに。食品汚れ（こびりついたお米や吹きこぼれたスープのシミなど）は事前に、石鹸水に浸したマイクロファイバークロスでふき取っておくといいですね。

ちなみに、庫内の水分が完全に乾くまで扉は開放しておきましょう。普段から、電子レンジを使うたびに自然乾燥させておくとにおいがつきにくくなるそうです。

注意してほしいこと

• やけどに気をつける：ボウルなどは電子レンジで加熱すると熱くなります。取り扱いには十分気をつけてください。
• 金属部分はお酢で拭かない：酢は酸性の液体で、金属に触れたまま放置すると腐食する恐れがあります。お酢はレンジの内部にのみ使用し、外側を拭く際は通常の水を使うようにしましょう。
• アンモニアや漂白剤を含む洗剤は使わない：電子レンジのプラスチック部分がもろくなることがあります。
• プラグを抜く：コードやコンセントの近くを濡れたもので拭くときは感電の恐れがありますので、必ずプラグを抜いてください。
• 残った洗浄液を無駄にしない：酢と水を混ぜて作った洗浄液は電子レンジの外側やキッチンの他の箇所にも使えます。ただし金属部分には使用しないよう気をつけましょう。
• 感染予防対策：オフィスなど大勢で共有する電子レンジの場合、毎回ボタンや取っ手を消毒したほうがベター。レンジ周りに消毒液などを置いておくと安心です。

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