クルマもドライバーもスマートになっていく 「&e(アンディー)」とギズモードが考える「未来のクルマ社会」
- Sponsored By イーデザイン損保
- 小暮ひさのり
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僕らもスマートになれば、世界はきっと…。
テクノロジーの進歩の速度って目覚ましいもので、僕らの生活って日進月歩で便利で効率的なものになっていますよね。でも、テックの行き着く先はどこなのか?って想像したことありますか? 例えば僕らの身近なクルマの未来。
自動運転がメインになる? マイクロモビリティが流行っていく? サブスクメインで所有する時代ではなくなる?
…など、可能性は無限にありますが、少なくとも僕は、未来は決して暗くはない。と感じました。
小野瀬学さん:イーデザイン損害保険株式会社 チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)。イーデザイン損保のパーパス「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する。」を実現すべく、社内外のコミュニケーション、カルチャー、共創体験等、クリエイティビティを軸にあらゆる領域の変革を担う。
そう思わせたのは、この二人の対談を聞くことができたから。「事故のない世界」を目指す自動車保険「&e(アンディー)」を提供するイーデザイン損保のCCO・小野瀬学(おのせ まなぶ)さん。そして、実際に「&e」を利用しているギズモード・ジャパン編集長・ 尾田和実(おだ かずみ)との対談です。
ユーザーとプロバイダーとの関係を越えた、未来を想う人々たちのビジョンをお送りします。
「&e」がもたらすメリット、投じた一石
データの恩恵を自分にも、社会にもわけてくれる。ギズモード編集長の「&e(アンディー)」ファースト・インプレッション
「テクノロジーのサポートで、自分がスキルを習得するのが好きなんです」そう語るのは、テックとガジェットを愛するギズモード・ジャパン編集長、尾田和実(おだかずみ)…
https://www.gizmodo.jp/2022/08/oda-and-e.html
尾田:いきなりですが僕、「&e」にはとても満足しているんです。
アプリから常にサービスを享受できていて、ストレスなく身近に感じられるデザインがすごく良いと感じています。
それまで入っていた自動車保険って、クルマを買ったときにディーラーに勧められるまま、「入った、以上…」で終わり。後は事故が起こるまで考える必要が無い、って誤解していたんですよ。
小野瀬: ありがとうございます、考えていなかったことに、言われてはじめて気付く、みたいな体験だったということでしょうか?
尾田:まさにそうです。普段はプロダクトやサービスについて、深く考えるのが仕事なのに、自動車保険は全然考えていなかった! 任せっきりにした時点で、自分でバックグラウンドを考えたり、サービスを工夫して運用していったり、僕自身が進歩する余地を手放していたわけです。
小野瀬: 保険商品って、いざ事故が起きたときのことを考えれば、本当はすごく真剣に考えるべきなのに、そうなっていない。つまり「大切なのに考えたくない」ジャンルの商品ですよね。むしろ普段の生活から遠くにありすぎて、考えてないことすら意識されない…。みんながそれまで気付かなかった。
尾田:言われてみれば、もっと保険は簡単な方がいいし、事故が起きたときだけに役立つって変じゃないか? そのことに、「&e」で気付けたんです。
小野瀬: ありがとうございます、私たちイーデザイン損保が「&e」で目指しているのが、まさにそれで、事故のときにだけ役立つ保険ではなく、毎日に役立つ保険があってもいいじゃないか。特に私たちは自動車保険の会社だからこそ、これまで、事故にあって本当に辛い思いをされたお客さまの気持ちに、触れてきた。だからこそ「事故のない世界を目指す保険」を、つくらなくてはいけないんじゃないかと。
ポケットチョコ大のセンサー、ジェームズ・ボンド的秘密兵器
尾田:「&e」って、唯一ある専用デバイスはこのセンサーですよね。シンプルで、ミニマルで、ボタンも何もない。ガジェット好きとしても素晴らしいデザインだと思っていて、こういう形にまとめたバックグラウンドも聞いてみたいなと。
小野瀬:サービス開発の当初は、スマホのセンサーでブレーキや衝撃などのデータは取れるだろう、という話もありましたが、急ブレーキや急発進といった情報の精度とリアリティを追求した結果、物理的なセンサーを車体の中央軸上に固定する方式となりました。
尾田:すごく納得しました。僕、いわゆるデータログマニアで、いろいろな活動ログをとっているんですけど、睡眠のログを取るデバイスはおへそのところに着けるんです。やはり、身体の中心にあった方がデータが正確に取れる。「&e」のセンサーも同じ考えですね。
単機能なのも、すごく安心感があります。事故に備えるものなので、色々ボタンが付いていたりすると、いざというときに使い方を迷うかもしれない。
それで思い出したのが、映画『007 スカイフォール』です。秘密ガジェットを開発する「Q」が、ジェームズ・ボンドに『ピンチのときに押すとすぐに助けに来てくれるスイッチ』を渡すんです。見た目はいかにもな「秘密ガジェット!」ではないんですが、実際にピンチになったときにすごく役に立つ。
そのスイッチみたいなイメージを感じたんです。余計なものがなくて、単機能で、でも本質を突いているモノが現代の『007』にフィットするガジェットで、このセンサーも保険の今の本質を突いた、秘密ガジェットみたいな感じがありますね。
小野瀬:秘密ガジェット! そうかもしれません。今は自動車に付けていますけど、これがどんな乗り物にも付いて、お客さまのドライビング状況や、安全がサポートされるようになるといいんじゃないかとイメージすることはあります。
「&e」の想定していなかったこと、新しくわかったこと
尾田和実:ギズモード・ジャパン編集長
尾田:サービスをスタートすると、さまざまな気付きもあると思うのですが、想定外に反響があったことや、新しく分かったことってありますか?
小野瀬: 尾田さんのように、運転するたびにデータを見るお客さまも増えてきていて、安全運転意識へのお手伝いができつつあるのが嬉しいですね。
また、企業や団体・地方自治体などからのお話もすごく増えてきているんです。自分たちのデータと組み合わせれば、相互相関から事故を減らすアクションにつながるかもしれないので、一緒にやりませんか?と。 データってドライな印象かもしれないですが、実は想いをつなぐウェットなパーツになっている事実が、すごく面白くて。
尾田:データって、ときに人をつなぎますし、人の意識も変えていきますよね。僕もログとかデータを取って、その先を考えて、アウトプットしたい人間だから、すごくわかります。
小野瀬:あと、とても印象的だったのが「事故のない世界を目指しているサービスなのに、事故を起こしてしまってごめんなさい」というお客さまのお声でした。私たちは事故のない毎日だけでなく、事故時の安心を提供するのが役目のはずなのに、謝ってくださるお客さまがいらっしゃる。何が起きているんだ、これは大変なことだぞと。私たちも想像していなかった、保険会社とお客さまの関係が、もしかしたら、あるのかもしれないと。
尾田:いや、興味深い! 思いもよらないところに思いもよらぬつながりができて、新しい関係が生まれてきている。
小野瀬: そうだと思います。「&e」はテーマに「共創」を掲げていますが、最初のきっかけは私たちがつくりながらも、そこから先のデータをどうするのかとか、事故のない世界に向けて、私たちとは関係ないところでも人がつながってくる。
その下支えとして、イーデザインの保険商品というプラットフォームがあるのが、また面白いところですね。
「&e」の最終到達フェーズは「スマートな世界」
尾田:小野瀬さんが考える「&e」の最終到達フェーズは、どういう状態ですか?
小野瀬:もちろん、「交通事故がなくなること」が最終目標ですが、ある日、突然できるものでもありません。むしろそういうところを目指すスマートな意識の人が増えていくことが、必要なのだと感じています。
尾田:「事故のない世界」と言われると、自動運転によって交通事故を完全にシャットアウトする未来を思い描く人もいると思うんですけど、結局はクルマを見直すんじゃなくて、人の側の意識を変えないと事故はなくならない、ということなんでしょうか。
小野瀬:そのとおりです。絶対的なテクノロジーを追求することより、テクノロジーを使ったスマートな運転意識の拡がりが命題だと思っています。
自分だけではなく、同乗者や他のドライバー、後続の自転車、街乗り用の電動ボードといったマイクロモビリティなど、交通環境にあるみんなの安全意識をテクノロジーでどのように引き出すのか? もしかしたら、このテクノロジーの考え方には違和感ある方もいらっしゃるかもしれませんが。
尾田:実は、ギズモードの読者も、そのあたりの認識は変わってきていると思います。
かつては「テクノロジーを信奉していれば、その先に正解があるはずだ」という、テクノロジー原理主義的な考えも多かったと思うんですが、最近は「必ずしも最新スペックの新製品じゃなくてもよい」とか、技術的には進歩していなくても、自分にフィットしたものを選ぶ人も増えてきた。これもまた、スマートになってきていると思うんです。
この「スマート」って言葉も難しいですよね。僕らも気楽に「スマート化」って使いがちで、スマートキッチンとかスマート墓石とか何でも「スマート」を付けていた時期があるんですけど、じゃあスマートになるってどう変化することなのか?って考えることがあります。
例えばクルマがスマート化するとなると…
1.テスラのようにテクノロジーの側からクルマへと進出する
2.トヨタのように元々クルマが専門で、そこにスマート化した時代や環境のことを考えていく
といった、2つのアプローチがあって、今のスマート化って、それらのせめぎあいのように感じるんです。
前者は「半導体とバッテリーとソフトウェアがあれば、クルマだって何だってできるんですよ!」という発想で進む。そこはすごく面白いと思っているんですけど、僕の感覚では、餅は餅屋のカテゴリも多くて、クルマや家電などは特にそれが強い。最初はテクノロジー主導なところに押されるんだけど、しばらくすると必ず揺り戻しがあると思っています。
小野瀬:そうですよね。時間差はあれど、持っているものの歴史の重みや経験は大きい。揺り戻しもあると思いますね。
尾田:やっぱり長年の積み重ねは大事で、ユーザーに向かい合って磨き上げてきたユーザーインタフェースとか、システムは強い。そこにテクノロジーが入るとより良くなる。これがスマート化のスタートなんだと思います。
小野瀬:その感覚はわかります。僕は、自動運転や新しいマイクロモビリティもどんどん普及してほしいと願う者なんです。でも、新しいテクノロジーって一足飛びに社会にスッと入っていけるものではない。
自動運転が普及したら、次は空飛ぶタクシーかもしれませんが、新しいテックが出てくるそのたび、いまある社会に着地させるときに絶対に軋轢が生じるし、仮にクルマが全部自動運転になったとしても、歩行者や自転車といった同じ道を移動する他の交通手段がある以上、 残念ながら簡単にはなくならないと思うんです。
新しいものが社会に合流するときを想像し、先手をとって何をしなくちゃいけないのか?を考えていくと、結局クルマや自転車、マイクロモビリティなどを運転しているあらゆる人々が、どうやったら自分以外の環境に対して思いを巡らせられるようになるか?を考えなければならない。
なんだか概念論かもしれませんが、そこまで深く「安全への構造」を考えていかないと、その水面たる保険サービスを提供することはできないと思っています。
「事故のない世界」は、ドライバーのためだけではない
小野瀬:最後にどうしても言いたいことがあるんですが、いいですか?
尾田:ぜひ!
小野瀬:交通事故って自分がどんなに気をつけても、他のクルマとか他の歩行者との関係でも発生するものじゃないですか。だから「&e」の掲げる「事故のない世界を共創する」というのは一見、利他的なビジョンのようで、実はそこに参加することは自分の安全につながっている。ここをお伝えしきれていない気がするんです。
尾田:『情けは人のためならず』ですよね。
小野瀬:そうなんです。全く一緒で、 人を想う運転は、全部自分に還ってくると思うんです。逆に言うと、利己的な運転は、自分が事故にあうリスクを高めてしまう。
あるカージャーナリストの方が、事故率を下げるには「高い社会性」と「思いやり」をもった人を増やしていくことが大切だ、とおっしゃっていました。その話にすごく近くて、私たちはどうしたら周りの人間が優しくなれるか?を考えていきたい。そして、お互いがそう思える世界をつくりたいと思っています。
尾田:なるほど。テクノロジーをフックとして、気持ちや思いやりの暖かさを広めていく。というのが、事故のない世界であり「&e」の本質なのですね。なんだか、自分の使っている保険が、とても誇らしく思えてきました。
どうでしょう? 二人が想像する未来のクルマ社会。僕は冒頭で「暗くはない」と控えめに言いましたが、それどころかとても明るくてワクワクするものになるのでは?と感じられた方も多いのではないでしょうか。
未来を担うのはデータとテクノロジー。広めるのは思いやり。目指すは社会との共創。世界に安心とやさしさを広めていく自動車保険、イーデザイン損保の「&e(アンディー)」。
それは、今日から始められる、事故のない世界への一歩です。
Source: &e(アンディー)