簡単においしくできる、そうめんの茹で方3つ。SNSで話題のあの方法も
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- 渡辺 文芽
夏といえばそうめんのおいしい季節。
食欲のないときもさっぱりと食べられて、休日のランチはそうめんで決まり! という人も多いのではないでしょうか? 大きめの鍋を使ってたっぷりのお湯で茹でるのが基本ですが、今回は手軽にできる「そうめんのおいしい茹で方3種類」を比較して見ました!
蒸らして仕上げる!? そうめんの茹で方
SNSなどで話題沸騰中のこの方法。そうめんを茹でるときに火を止め、蒸らして仕上げるという今までの常識をくつがえす茹で方です。
吹きこぼれがないので、蒸らしている間に薬味の準備ができ、熱い鍋のそばでずっと茹で上がりを見張らなくていいのは嬉しいですよね。
<つくり方>
1. 鍋にたっぷりと湯を沸かし、そうめんを2束(100g)入れる。再沸騰したら20~30秒ほどかき混ぜ、火を止める。
2. 蓋をして4分間蒸らす。
3. ザルにあけ、流水で揉み洗いをしてぬめりをとる。氷水で締めて水切りする。
たったの3ステップで、仕上がりはツルツル! チュルン! とした新食感。そして、驚いたのは時間が経っても食感があまり変わらなかったこと! 昼食に余ったそうめんを夕飯に食べたのですが、おいしく食べることができました。
いつも通りに茹でたそうめんと比較してみると、そうめんに白さや透明感が出ているのがわかります。
ただ、お湯の量が少ないとそうめんから出た粘りで加熱ムラが起こりやすいのでご注意を。お湯はたっぷりと沸かすことをオススメします。
フライパンで茹でる方法。お湯は少なめで
たっぷりのお湯を沸かせる大きなお鍋がない……という方にはフライパンがオススメ! フライパンを使用すると少なめのお湯でも麺がしっかりと対流し、吹きこぼれることもほとんどありません。仕上がりはしっかりとしたコシがあるそうめんを楽しめます。
<つくり方>
1. フライパンの8分目の高さまで水を注いで沸かす。 ※今回は直径28cmのフライパンで1Lの水を使用
2. 沸騰したらそうめんを2束(100g)入れて軽くほぐし、再沸騰したらパッケージに記載の時間を目安に茹でる。
3. ザルにあけ、流水で揉み洗いをしてぬめりをとる。氷水で締めて水切りする。
簡単!電子レンジで加熱する方法
火を使わずに電子レンジだけで茹でられると暑い時期には助かりますよね。少しだけ食べたいときや忙しいときにもパパッと手軽につくれて便利な方法です。コツは酢を少量加えること。酢を加えることで麺の粘りが抑えられ、水が少なめでもそうめんの食感が良くなります。
<つくり方>
1. 耐熱容器に水200ml、酢小さじ1/2、そうめん1束(50g)を入れる。
2. ラップをせずに600Wの電子レンジで4分を目安に加熱する。
3. ザルにあけ、流水で揉み洗いをしてぬめりをとる。氷水で締めて水切りする。
※ 2束以上になるとどうしても加熱ムラが起こりやすくなってしまいます。そのときは水ではなく熱湯300mlを加え、麺を軽くほぐしてから電子レンジで加熱してみてください。
※そうめんは標準ゆで時間1分半〜2分のものを使用しています。
茹で方でこんなに食感が変わるんだ!
同じそうめんでも茹で方で仕上がりの食感がこんなに変わるんだ! と筆者もびっくり。特に蒸らして仕上げる方法はチュルンとした食感とのどごしがやみつきになります。夏休みの昼ごはんはツルツルのおいしいそうめんで決まりだな!