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Webでコンテンツが誕生し、スマートフォンで24時間接触が実現し、動画ネイティブでハイタッチなコミュニケーションが成立しました。Webの世界がデジタルを生活に持ち込んで約30年、いよいよデジタル化が人間のセマンティックなところに浸透してきたと感じます。
COVID-19はリモートワークによりさらにその傾向を促進しました。
Microsoftのclipchamp買収は、高品質な動画素材とバンドルした動画編集ソフトが企業社会にも持ち込まれることを予感させます。これはPowerPointが企業世界のプレゼンを一変させたと同じ変化を予感させます。
2022年後半にはワンメディアの明石ガクト社長が、これからは持たざる者の時代だという話をしている動画を公開しました。示唆に富む話です。
持たざる者の武器は3つです:
(1) テクノロジー
(2) ファイナンス
(3) クリエイティブ
デジタルによりこの3つの要素の民主化は進み、デジタルネイティブの武装が世界の構造変化を推進します。
持たざる者がすべて幸せになるとは限りませんが、コンテントマーケティングが主流化し、定量的フィードバックが可能になることにより個人でできることは増えています。
全体の構成は以下を想定しています:
第1回「持たざる者が幸せに生きる」 ※今回のご講演
第2回「スモールビジネスの囲い込みマーケティング」
第3回「コンバージョン心理学によるウェブデザイン」
第4回「動画による説得」
今回は、持たざる者三種の神器の民主化をお話ししたいと思います。
持たざる者が幸せに生きることを可能にするトレンドを
・テクノロジーの民主化
・ファイナンスの民主化
・クリエイティブの民主化
の3つの観点からお話しします。
テクノロジーの民主化ではAIの民主化として、ChatGPTの誕生が人間の知的活動への向き合い方をどう変えるかも含めてお話しします。
持たざる者が幸せに生きるヒントとして総論をお話しする予定です。
新年にあたって、今はいい時代が来ているという方向のお話ができれば幸いです。
こんな人におすすめ:
・これからの10年をどう生きるかの指針を探している人
・個人マーケティングやスモールビジネスマーケティングの最近の動向を知りたい人
・サイバー世界が個人の生活をどう変えるかに興味がある人
・次の10年のリテラシーは何かを知りたい人
・最近煮詰まっているので新年に明るい話を聞きたい人
山上俊彦様について:
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。計算処理の本質的ボトルネックは計算結果を転送する通信と考え、1984年日本電信電話公社入社。協調行動支援の研究に従事し、AT&Tベル研究所交換研究員を経験した後、情報処理学会のグループウェア研究会初代幹事を務める。情報システムと社会集団規範の衝突を扱い、ライフワークを「技術と社会の相互作用を見つめることで人間の本質を掴む」とする。1999年から株式会社ACCESSに移籍しWAP ForumのWAP 2国際規格のエディタを務め、20億台を越えるフィーチャーフォンに搭載。国際標準化に従事するとともにソーシャルアプリの収益性の高さに注目。スタンフォード大学の行動誘導技術研究所(当時)の行動誘導技術がゲームの原理の大半を説明できることに着目し、仮想世界錬金術として研究する。
近年ではCOVID-19後の変革として「オフィス」+「ユーチューバー」=「オフィチューバー」を提唱しソニーPORTでも複数回登壇。東京大学非常勤講師、東京農工大客員教授、北陸先端大非常勤講師、筑波大学非常勤講師などでもサービス開発技術を教えている。座右の銘は「生涯一研究者、研究はロックンロール(俺の魂の叫びを聞け)」。情報処理学会山下記念研究賞、CollabTech 2020 Best Paper Award(共著)などを受賞。ACM終身会員。
著書:
仮想世界錬金術(ACCESS)
成功のための習慣獲得術(Sweet Thick Omelet)