サーモスのスープジャーでお粥が簡単に作れちゃう。防災時に頼もしいな
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- 渡辺 文芽
普段使いのお弁当箱として便利な「THERMOS(サーモス)真空断熱スープジャー」。
時間が経っても温かいものを食べられると心も体もほっこりしますよね。
その圧倒的な保温力をいかして、生米からおかゆが作れると聞いてビックリ。熱湯とお米でおかゆが作れるならば、災害時や体調が悪いとき、忙しいときにぜひ活用してみたい…。ということで、試す機会があったので早速チャレンジしてみました。
サーモス公式で紹介されているおかゆ作りに挑戦
サーモスの公式HP「PLUS THERMOS」で紹介されているおかゆづくりにチャレンジ。
用意するものは、熱湯にも耐えられる高密度ポリエチレン製の調理用ポリ袋1枚、熱湯200ml、無洗米20g。
まず、サーモスの真空断熱スープジャーに調理用ポリ袋を敷き込み、無洗米と熱湯を注ぎます。調理用ポリ袋の上部を結んでしまい込み、蓋をして1時間待つだけ。
少し粒感の残るさらりとしたおかゆができました。
さらに2時間ほど保温するととろっとろのおかゆに。保温時間を調節することでお好みの粒感のおかゆに仕上げることができますよ。
味変でインスタントスープの素を入れて即席リゾットに。即席のたまごスープや鶏がらスープの素などを加えてアレンジも楽しめそう。また、調理用ポリ袋を使用することで洗い物を減らし、災害時には水の節約にもつなげることができます。
「保温調理」で非常食作りにチャレンジ
満腹感◎! オートミールおじや
スープジャーに調理用ポリ袋をセットし、オートミール30g、鮭フレーク大さじ1(10g)、塩昆布大さじ1(5g)、熱湯120mlを加えます。
蓋をして30分間を目安に保温するとオートミールおじやのできあがり。もっと時短でつくりたいときには、クイックオーツを使うのがオススメ!
甘くてほっこり。お餅のぜんざい
スープジャーに調理用ポリ袋をセットし、カットした切り餅1個分と熱湯100mlを加えます。
蓋をして30分を目安に保温し、水気を切ってゆであずき缶30gを加えたら、ぜんざいのできあがり。
水気を切らずにゆであずき缶50gを加えて小倉しるこにしてもOK。
切り餅は火が通りやすいように細長くカットするのがコツ。保温効果で時間が経ってもやわらかいお餅が楽しめますよ。
※熱湯を使用しているため、水気を切るときは布巾やミトンを使用の上、やけどしないようにご注意ください。
※必ず熱湯を注ぎ、寒いときはスープジャーの温度が下がらないように、タオルなどで包みましょう。
※6時間以内に食べきってください。
保温力もバッチリ!しかも食洗機対応
サーモスの真空断熱スープジャーの保温効果を探るべく、1時間後と5時間後の温度を測ってみると……。5時間後でも61.8℃と保温効果はバッチリ!しっかりと温かさをキープ。
また、カチッと圧力を逃してから開ける「クリックオープン構造」で熱いものを入れても、蓋を簡単に開けることができます。
そして、今回使用した真空断熱スープジャーJEB-400は食洗機対応モデル。内蓋を外すと水抜き穴があり、洗浄後の水滴が残りにくくて乾きやすいのも、普段使いには嬉しいポイントですよね。
普段のお弁当用としてだけではなく、災害時や非常時にも使えるサーモスの真空断熱スープジャー。
お弁当作りのときに保存食や備蓄品をうまく取り入れることで、ローリングストックにも役立ちそうです。日頃から使い慣れておくことで、いざという時にもおいしい非常食をつくれそうですね。
Photo: 渡辺文芽