立て掛けた本の“ドミノ倒し”地獄に終止符。1冊抜いても倒れません
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- 大平千沙
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誰しもが経験したことのある、本のドミノ倒し。ブックスタンドを用意しても本を出し入れすると必ず起きてしまうんですよね。そんなプチストレスを解消してくれるアイテムをみつけました。
本が倒れないブックスタンド
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一般的なブックスタンドはL字型のタイプが多く、本をキレイに並べても出し入れすると本が傾いたり倒れがち。そういうことが続くと、本をブックスタンドに立て掛けて収納するのが面倒になり、いつの間にか平置きになって山積みになるなんてことも…。
そんなプチストレスを解決してくれるのがこちら。ブックスタンドには見えない見た目が印象的。本の側面に対して設置するのではなく、この向きのまま本をスッと置くだけなんです。
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使い方はとってもシンプル。ブックスタンドには計23個のストッパーがついていて、ストッパーに向かって本を差し込むとストッパーが本の幅に合わせて上がる仕組み。本以外にもDVDやCDなどの収納にも使うことができます。
並べ方も自由自在なのでお気に入りの本やよく使う本を手前に配置できます。
本が倒れない仕掛けとは
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本を差し込むとこんな感じでサイドに本がなくても自立してくれます。両サイドのストッパーが差し込んだものを保持するため、1冊でも倒れない仕組みになっています。ただし、本を立てるには、両サイドのストッパーを残す必要があります。
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底面には滑り止めの足ゴムがついているので、ツルツルの机でも滑り動くことなく使用できました。また、両サイドにはジョイントがあるので、同商品を連結することもできるんだそう。
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実際に本をいくつか並べて、真ん中の本を1冊だけ抜きとってみました。普通のブックスタンドだったら、抜いたサイドの本が倒れてきたりバランスが崩れて斜めに倒れることがありますよね。でも、このブックスタンドなら抜き取った本のストッパーが下がるため、隣の本が倒れることなくキープしてくれます。これでドミノ倒しになる心配がありません。
さらに、本を戻す時も抜いた場所がすぐに分かるので整理整頓も楽になりますよね。
A4サイズ以上の本の収納には気を付けて
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ただし、本の厚さとサイズに注意が必要です。
ストッパーの厚みが1つ8.6mmなので、それよりも薄い場合は直立しない場合があります。ストッパーの高さにも制限がある為、推奨されている本のサイズはこちら文庫サイズ(横:約105mm × 縦:148mm)、新書サイズ(横:約103mm × 縦:182mm)、A5(ハードカバー)サイズ(横:約156mm × 縦:217mm)です。
よく使うA4サイズの書類なんかは、推奨サイズに比べてバランスが不安定な印象。A4のクリアファイルなどの薄い書類よりも、教材や書籍などの厚みのある本の収納アイテムとして活用するのが良さそうです。
Photo: 大平千沙