ロマンあふれる。大人の秘密基地的「キャンピングカー」3選 #JapanMobilityShow
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「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」の新たなエリア、キャンピングカーエリアには、計35台ものキャンピングカーが集結。
リビングごと移動しているかのような快適空間の車ぞろいで、どれも大人の秘密基地のよう。ロマンを感じずにはいられないキャンピングカーを3台紹介します。
家庭用エアコン装備の「SOLAN(ソラン)」
パステルカラーのボディが目をひくこちらは、レクビィ「SOLAN」という車。
車内には、ボディカラーと同色のダイキン製の家庭用エアコンが装備されていました。エアコン本体が壁に埋め込まれるようについていたり、室外機が床下に設置されていたりと、車内のスペースを広くとる工夫が見られます。
ボディは「ハイエース ロングバン 標準ボディ」とよく見る車種なのに、車内はこんなに広々として団らんできそう。
そして、もちっとしていてソファのようなシートカバーは、防水の丈夫な素材を使用。実は、ワンちゃんも一緒に過ごせる仕様なのです。
「SOLAN」なら、冷蔵庫やシンク、電子レンジ収納まで装備。家庭用エアコンでパワフルに温度調整できるし、人もワンちゃんも快適に過ごせそうだな〜。
最大4ベッドの広々空間「JAY FLIGHT」
箱のようにドンと大きいボディが特徴的なこちらは、JAYCO「JAY FLIGHT SLX 184BS」。エンジンを持たず牽引される「トレーラー」です。
実際に中に入ってみて驚いたのが、生活空間としてのクオリティの高さ。寝るスペースだけでも、常設のクイーンベッドに、2段ベッド、そしてテーブルを下げてもう1つベッド…と、4つのベッドが装備されています。
対面式ダイネット(テーブルとイス)は、車体の外に空間がせり出す「スライドアウト方式」。車体の中で通路も取れるような広々とした空間で、実際に歩いてみるとミニマムなビジネスホテルのようでした。
なんと、ユニットバスも完備。本当にホテルじゃん…。
少し離れて見るとこんな感じ。電動サイドオーニング(日よけ)が装備されているので、下にちょっとチェアを広げて休憩、とかできちゃいそう。
SUV×キャンピングカー「BR75-G」
車内のインテリアの色づかいが個人的にとても好みだったのが、こちらの「BR75-G」。
ベースに使われているトヨタ「ハイラックス」の魅力もありますが、よりロマンを感じたのが内装です。
机、シート、壁…すべてブラウンで統一されていて、落ち着く色合いが◎。ライトもあたたかい色でますますリラックスできそう。
ちなみにこのスペース、テーブルを収納してフルフラットベッドにできるほか、プルダウンベッドもありました。ポップアップルーフのスペースも合わせると、大人3人が寝られるとのこと。
キャンピングカーエリアで何台も見てきて、この車にしかないと思ったのが、高級住宅のようなこのシンク。コンセント口も鏡もあるから、ここだけで身支度できちゃいますね。
コンパクトな車体ながら、ボディの内部にウォータータンクがあるらしく、車体側面の給水口から水を入れられるんだとか。
トヨタ「ハイラックス」がベースで、車のかっこよさもあるのに、内装までロマンの詰まった1台でした。
こちらで紹介した3台のキャンピングカーは、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」の東8ホールに展示されています。車庫とか価格の実際問題は置いておいて…見るだけでもとても楽しい空間でしたよ〜。
Photo: mio