あまり買い物をする場所がない田舎に住む私にとってネット通販は欠かせない存在。しかし、仕事や用事の都合で再配達をお願いしたり、時間指定をすればその時間は家にいないといけないのでスケジュール管理が大変でした。

どんな玄関にも馴染むデザイン

ずっと気になっていた置き配ボックスをついにお迎えすることに。ブラウンとグリーンの2色展開でどんなお家でも馴染みやすいシンプルなデザインがお気に入りのポイント。サイズは、幅：40cm × 奥行：30cm × 高さ：45cmとほぼ正方形に近いボックスです。容量は54Lとたっぷり入るのでティッシュボックスや日用品もスッポリと入りました。

宅配ボックスに入らないサイズの荷物や、保冷・保温効果はないのでクール便は対象外。発送時の箱のサイズが不明の場合は少し注意が必要だと感じました。

設置する時以外は、サイドの中板を折りたたむことで厚さ約3.5㎝までコンパクトにすることができます。玄関スペースが広くない賃貸マンションでもちょっとしたすき間に収納できるので邪魔にならず、置き配の指定をした時だけ設置して外出することができました。

配送業者さんにとってもわかりやすい仕様

ボックスの上には配達業者さん宛に分かりやすい説明書がついています。もし、説明書がないと配達業者さんもこれは入れてもいいのか？と心配になってしまうので、ちょっとした心遣いが嬉しいですよね。

置き配ボックスを設置するときは、このポケットに鍵を開けたままの南京錠とハンコを入れて置くと、配達屋さんが荷物を入れて閉める際にハンコを押して施錠してくれます。

ボックスを使わない時は、内側のクリアポケットに鍵を収納することもできるので失くし物が多い私にとってはとってもありがたいんです。

ファスナーには南京錠が入る穴が左右に開いているので重ね合わせて南京錠をかければロックができます。この作業は宅配業者さんにやってもらうことになるので、セットするときは開錠しておきます。ボックスだけではなく、鍵やワイヤーも付属しているのでこれさえ買えばすぐに始めることができます。

鍵は交換前提かも

ボックス本体ごと盗難されないためにロックできるワイヤーとダイヤル錠も付属されていました。ワイヤーは2mの長さがあるので賃貸マンションなどは置けるスペースが限られている場所でも簡単に設置することができます。

また、ロック錠は数字3桁を入れて施錠するタイプなのですが、とてもチープな作りで指定された数字を入れても開かないなんてことも……。南京錠も少し不安な面があったので、私は2つとも別の鍵で代用しました。

ロック機能はないものの背面のベルトを使えば、窓の格子や柱に設置も可能。本体の耐荷重は約6kg程なので、重い荷物を入れない様、注意が必要です。

置き配ボックスを使って配送業者さんの負担を軽減しながら、自分の自由な時間も増やして行きたいと思います。

Photo: 大平千沙