100均の仕切りできれいに。車の助手席前の収納ボックスが片付く
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- Yohei Arai
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助手席の前にある小物入れ「グローブボックス」は、車検証をはじめ、ホコリとりや窓ふきタオル、ペンにメモ帳、運転用メガネとかいろいろ入れていると思います。輸入車や高級車の場合、車検証用の仕切りがあったりして、機能的に使えるのですが、一般的な車両の場合は、単なる大きな収納スペースになっていて、必要なモノを適当に放り込んで、ぐちゃぐちゃになっていることが多いのでは。
大きなスペースを仕切れる
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グローブボックスを機能的に使えるいい収納グッズがないものかと探していたところ、ありました。100均ショップのセリアで見つけたのは、「車用グローブボックス仕切り」。
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サイズはW:20 ×D:12cm(仕切り用の立板の幅は6.2cm)。ほとんどのグローブボックスに対応するサイズです。
20×12cmの天板に斜めになった3枚の縦板をはめて組み立てます。縦板の位置は細かく設定できるので、中央の縦板の位置を変えることで、下のエリアに納めるものによって、小さいスペース、大きいスペースと好みに応じてサイズ変更できるのもうれしいところ。
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組み立てた仕切りをグローブボックスに入れることで、仕切りの上には車検証などの書類を入れ、仕切りの下は懐中電灯やペン、ウェットティッシュ、ダッシュボード艶出し剤といった細かいアイテムを入れるのにちょうどいいスペースが生まれます。
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実際にセットしてみると、細かいアイテムがしっかりと整理できて、取り出しやすさが格段にあがりました。 グローブボックス内でいちばんかさ張る車検証を仕切りの上に置くことで、かなりのスペースが生まれます。
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収納量が増えたので、あれもこれもと入れたくなりますが、実はグローブボックスに入れるのに適さないアイテムもあります。液化ガスのスプレー缶、ライター、スマホ・タブレット等の精密機器はやめたほうがいいでしょう。
夏場の車内は猛烈な暑さになります。グローブボックスの中ならば問題ないのでは?と思うかもしれませんが、グローブボックスのは夏場に超高温になるダッシュボードの真下。外気温が35度程度のとき、グローブボックスの中は50度以上になっていた、というレポートもあるほど。最悪の場合、スプレー缶が爆発する可能性もあります。
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この時期、ウィンドウの解氷スプレーをグローブボックスに入れている人も多いと思います。冬場は問題ないですが、夏になったからといって中身を入れ替えたりしないですよね。「車用グローブボックス仕切り」で、グローブボックスを整理するのを期に、日頃からグローブボックスにはスプレー缶やライターなど危険性のあるものは車に置かないクセをつけておきましょう。Photo:Yohei Arai