手の出しづらかったヴィンテージ家具、小さくすればよかったんだ
- Haruka Iwasawa
ヴィンテージ家具に憧れはあれど、大きくて圧迫感があったり高価だったりして、ちょっと手を出しにくい。
なんて思っていたんですが、部屋が狭くてもお財布事情が厳しくても、手軽に取り入れられる本格家具を発見しました。そう、ちっちゃくしちゃえばいいんです。
ヴィンテージと相性のいいキッズファニチャー
2月16日、ACME Furnitureのキッズファニチャーライン「ADEL(アデル)シリーズ」から、チェア2種とテーブル、ステップスツールが発売されました。キッズファニチャーの展開は、ブランド創業以来初となります。
コンセプトは“LONG LIFE DESIGN”。通常、子ども時代の数年で使えなくなることの多いキッズファニチャーを、大人になるまで永く使い続けられるように、という想いが込められたシリーズです。
そんなコンセプトが示す通り、ホワイトオークが採用された家具たちはキッズファニチャーらしからぬどっしりとした風格。ACME Furnitureのオリジナル家具やヴィンテージ家具とも相性がよく、「子ども用」の枠を超えて長く暮らしに溶け込みます。
例えば、チェアに観葉植物を置いたりテーブルを飾り棚として活用したり。ステップスツールは耐荷重80kgとなっているため、玄関ベンチや踏み台として、大人でも問題なく使える設計に(チェアの耐荷重は40kgなので、大人の方はご注意を)。
インテリアとしてのスペックも申し分ないですが、なによりこの「ミニチュア感」がかわいくて、コレクション欲が掻き立てられる…。
強度と耐久性もお墨付き
耐久性と安全性にもこだわられた本シリーズ。オフィスやレストランなどの家具に必要とされる“区分4”の強度と耐久性の検査をクリアし、環境に配慮した「F☆☆☆☆」の素材が使用されています。
ついた傷や落書きもアジとなって育っていくのは、ヴィンテージ家具のDNAを受け継ぐ「ADELシリーズ」ならでは。子ども用の家具って長く使わない前提で安価なものを選びがちだけど、長く使えるモノを選んで、思い出とともに「ヴィンテージ」に育てていくってかなり素敵です。
現在展開している4製品のサイズは、幼稚園入園年の4歳児(身長100cm前後)に合わせて設計。「子どもから大人まで」を想定された製品ではあるものの、「最初から大人が使う」のも全然アリだと思います。
Source: ACME Furniture