Gmailをもっと便利にする「Shortwave」の5個の機能
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- David Nield – Gizmodo US
- [原文]
- ( 塚本直樹 )
Inbox風味。
以前にギズモードでもご紹介した、Gmailをさらに便利にするオンラインサービス「Shortwave」。元Google(グーグル)のスタッフが関わり、「Inbox by Gmail」にも似た機能を持つShortwaveは、Gmailと相互動作することで「メールを特定のタイプにまとめる」などの便利な機能を提供してくれます。
ここでは、Shortwaveの5つの便利な機能をご紹介しましょう。なお、チーム用の高度な機能や90日以上の検索/メール履歴が必要なければ、Shortwaveは無料で使えますよ。
メールをタスクとして扱う
多くの人は受信トレイをToDoリストしても利用していると思いますが、Shortwaveではメールやスレッドに「完了」などのマークができます。ナビゲーションペインで完了リンクをクリックすれば、すべての完了メッセージが確認可能。受信トレイがさらにすっきりします。
メールやスレッドには小さなメモリが表示され、ページ全体のメッセージをマークできます。一度マークするとメールは受信トレイから消えますが、元に戻すことも可能。メールでいうところの既読/アーカイブのような使い方ができます。
メールをまとめる「バンドル」
送信者別(同アドレスからのメール)、あるいはメールの種類別(カレンダー通知など)の表示で、より直感的に受信トレイが利用できます。設定ページでは、Gmailですでに利用していたカテゴリ(プロモーション、フォーラム、ソーシャルなど)を利用することも可能。ワークスペースのチャンネルを同様にまとめたり、あるいはまとめるのをやめることができます。
人にフォーカス
ShortwaveをGmailアカウントに連携させると、左側に人のリストが表示されます。これはGmailでもっとも頻繁に連絡をしている相手のリストで、誰とチャットしているか、どの人からのメッセージが未読なのかがひと目で分かります。
このような人にフォーカスしたインターフェイスにより、メールアカウントをインスタントメッセージサービスのように利用することができます。大量のメールを確認するかわりに、実際に会話している人のリストをみて、最も重要なスレッドに素早くジャンプできるのです。
通知も自在にカスタム
多すぎるメッセージのアラートにも、困ったもの。しかしShortwaveでは「受信トレイのカスタマイズ」下にある「セットアップ開始」ボタンから、メールの整理方法やプッシュ通知のトリガーとなるメールを選ぶことができます。
ワークスペースとチャンネルをサポート
Shrotwaveのチャンネルでは、イベントのアレンジや同僚とのコラボレーション、共通トピックの議論など、さまざまグループチャット機能が組み込まれています。
チャンネルはワークスペース内に存在し、Shortwave画面の左側からアクセス可能。こちらではスレッドやリンク、ファイル共有など、コミュニケーションツール「Slack」や「Discord」と同様な機能が提供されています。また必要なら、スレッドを受信トレイにも表示可能。より高度なワークスペース機能を利用するには、有料のサブスクリプションが必要です。
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