0:00マイカー規制から徒歩
0:40崖上る
3:03一の倉沢
6:30転倒
8:21靴を脱ぎ裸足で雪解け水の中を前進
13:00宙吊り狙撃事件
15:53谷川岳について
『谷川岳について』
群馬(関東)・新潟(越後)の県境(関越境)にそれはある。 頂部は二峰に分かれていて、トマの耳(標高1963m)、オキの耳(標高1977m)と呼ばれる。トマの耳には薬師岳、オキの耳には谷川富士の別称がある。 周辺の、一ノ倉岳、茂倉岳、谷川岳、万太郎山、仙ノ倉山(北→南順)などを合わせて谷川連峰という。単に谷川岳と呼ばれることも多い。 三国山脈の一部。三国山脈は越後山脈の一部。三国山脈は環太平洋火山帯(Ring of Fire)の一部。別名環太平洋造山帯、アルプス・ヒマラヤ造山帯とともに世界2大造山帯の1つ。
『ギネス記録認定』
1931年(昭和6年)からの統計開始から2012年(平成24年)までの81年の間に805名の死者が出ている。 ちなみに「8000m峰14座」の死者を合計しても637名、内エベレストが300人であり、この飛び抜けた数は日本のみならず世界の山のワースト記録としてギネス認定されている。 「8000m峰14座」とは、地球上にある標高8000mメートルを超える14の山の総称である。それらの山は全てアジアの、ヒマラヤ山脈(世界1位のエベレスト・8848mなど)と、カラコルム山脈(世界2位K2・8611mなど)にある。
『気象と地形』
標高は2000mにも満たないが、中央分水嶺であり、太平洋と日本海から来る大気がぶつかり合う地域のため、年間を通じて日照時間が少なく、夏季の降水量や冬季の降雪量が非常に多い。 浸食も激しく、深く急な岩壁となっている事に重ねて、複雑な地形になっている。その為遭難者の数は群を抜いて多い。
『特に危険なのが一ノ倉沢である』
一ノ倉沢など谷川岳の岩場は、「日本3大岩場」の一つに数えられ(あとの2つは剱岳・穂高岳)、ロッククライミングの聖地となっている。 遭難者の多くは一ノ倉沢などの岩壁からの登頂やロッククライミングによるもので、一般的な登山道やロープウェイ周辺は殆ど危険な個所もなく遭難者も少ない。
『心霊現象』
いくら地形、気象が悪く、首都圏から来る人が多いとはいえ、こんなにも人が亡くなる者であろうか? これは科学的に照明する事はできない。 「誰もいないのに声が聞こえる」「写真に存在しないはずの物が写った」「誰かに足を捕まれた」「目の前にいた人が急に消えた」などの怪談話が多い。 谷川岳真下を通る、 JR上越線・清水トンネル、新清水トンネル、 JR上越新幹線・大清水トンネル、 関越自動車道・関越トンネルは、 幽霊の目撃情報が多い事で有名である。 特に関越トンネルは事故と心霊スポットとして有名である。 関越トンネル入口には全国でも珍しい信号があり、赤の時は絶対に入らないで下さい。
『行く際には気を付けて』
首都圏から近いこともあって多くの登山者、子供連れの家族も多い。 遭難事故の多くは一般登山道から離れた一ノ倉沢周辺で発生しているが、最も登りやすいとされる天神尾根ルートでも急激な気象の変化や、砂利や岩による急斜面の続く箇所があり本格的な登山となるため、装備を整えてから挑むことが望ましい。森林限界から上では風が木々に遮られることもなくなるため、これにも注意を要する。 遊びで来た方は麓やロープウェイ周辺から見るだけで、岩壁を登る、ロッククライミング等、危険な行為は決してしないで下さい。 R291沿いの谷川岳慰霊碑公園には、谷川岳で亡くなった方の名前を刻んだ石碑がある。ここに、あなたの名前を刻まないように気を付けて下さい。 ここは800人以上の命を飲み込んだ【ギネス記録認定・遭難事故死ダントツ世界1位】谷川岳です。 亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。 これ以上悲しい事故が起こらない事を心から願います。