楽しみなんだけど、WWDCを見なくなった理由
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- 大野恭希
WWDCを見なくなってどれくらい経っただろうか!
いや、もちろんWWDCで発表された内容は追っているんですけど、深夜リアルタイムで見なくなってから5回は経っているように思います。 単純にWWDCは開発者向けイベントなので、新ハード発表会ではないということも見なくなってしまった一つの要因だと思いますが。 見なくなった理由をまとめてみます。
1. ジョブズがいないから
自分で「まだそれ言う?」って突っ込みたくなりますけど、ジョブズがいなくなってから自然とアップルから遠ざかっていました。どうせイベント見ても面白いサプライズないんでしょ。って。
実際のところ、ここ数年のWWDCのハードの発表を見ると、2017年のiPad Pro・iMac Pro・HomePod2018年は特になし2019年はMac Proそして2020年はAppleシリコンの発表と、2020年までの数年はApple Mシリーズまでの準備期間だったのかもしれないと、今になっては思うくらいの内容でしたね。
これら数年はMacBook ProがTouch Barで迷走していた時期と被ります。
2. アップルの優先順位が落ちてしまったから
そりゃあ今でもiPhoneがスマホの第一選択肢ですし、iPhone / iPad / Macの組み合わせは最強だって分かってるんですけど、Windows使い始めたら、けっこうマイクロソフト頑張ってる!って思うところがけっこう多いんですよね。
WindowsでLinuxを簡単に使えるWSLはいいし、VS CodeとGithubはなくてはならないものになっているし、GitHub CopilotでAIはどんどん進化しています。
ハードからソフトへの転換が進む中、マイクロソフトの投資はいい感じに進んでるなと思います。
アップルはハードとソフトの垂直統合企業として知られていて、それ自体の品質は最高なんですけど、iPhoneっていう怪物プロダクトを出してしまったものだから、そこからさらに先にあるなにかしらのブレイクスルーを達成する製品を作ってほしい!という市場の期待がハードルになっているだろうと思います。
コモディティ化してしまったiPhoneの先を見せて欲しいですよね。期待されているのはアップルカーなのかもしれませんけど。もちろんアップルファンボーイが知らぬ所で準備しているんだと思いますが。
こんなこと書いておいて言いにくいんですけど、Mac Studio買ったら最高すぎてもうWindowsには戻れないんですけどね。
3. 年とって深夜に見るのが辛いから
一番の理由はこれだと思います。アメリカ中心の時間帯に人が稼働するのに限界が来てしまったという、なんともアナログな理由ですね。 時の流れに人は抗えないのです!!
とはいえ、今年のWWDCはM2 MacBook Airが出るかもしれないですし、なんだかんだ楽しみですな。
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