便利だけどめっちゃ痛そう!テスラ車のチップ型キーを手の甲に埋め込んだ猛者現る
- 岡本玄介
- Tags :
- 企業
- テスラ
- ニュース
ちょっと痛いけど落としたり忘れる心配ゼロ!
家の玄関用でもロッカー用でも愛車用でも、鍵を失くしたり忘れるとすっごく厄介です。たとえスマートフォンやウォッチ、ICカードだとしても同じハプニングが起きる可能性は大アリですよね。ではお手軽に施錠/解錠するにはどうするか?もう「面倒だから体内に埋め込むぜ!」という猛者があらわれました。
ある意味、生体認証
Tesla(テスラ)の車を持つBrandon Dalalyさんは、右手の甲に「VivoKey Apex」と呼ばれるNFCチップを埋め込み、文字通り「手かざし」でドアを開閉することができるようになりました。
埋め込みは最初に細長い筒を入れるので、タトゥーとは比べ物にならないほど痛そう。結構普通に手術って感じですが、完治してしまえば、あとは鍵に関するトラブルから開放されます。
実は2度目のチップ埋め込み
さてこのDalalyさん、今回は2回目の埋め込み手術だったのだそうで、反対の手には家の鍵や保険証、ワクチン接種情報などが入ったチップを埋め込んでいるんです。そちらは犬用のマイクロチップと同程度のサイズだったので、今回ほどの手術ではなかったとのこと。
ちなみに今回のチップはバイオポリマーでコーティングされ、前回のはバイオグラス製で、皮膚の繊維でカプセル化するんですって。また前回のチップは、認証させるとLEDが光るギミック付き。サイボーグみたいでクールですね。
最終的には支払いも手かざしに
今後はクレジットカード情報もインストールし、ペイ系アプリの支払いも行なえるようにしたいそうです。コロナ禍で非接触が推奨される時代ですが、究極の姿がチップの埋め込みなのでしょうね。
気になるお値段ですが、チップは割引価格の300ドル(約4万1000円)、埋め込みはプロのピアス職人に100ドル(約1万3700円)でやってもらったので、合計で約5万5000円ほどになりました。そもそもスマートロックやテスラ車があるのが前提なので、それらを加算すると何十万、何百万円って額になっちゃいますけどね。
大人の工場見学:ギガ・ベルリン工場内を飛ぶドローンの迫力映像スゴい
ドローンがプレスに潰されないかヒヤヒヤ。電動自動車テスラが、ドイツで建設中の「ギガ・ベルリン」。外観はまだ完成していないようですが、内部は出来上がっており、す…
https://www.gizmodo.jp/2022/04/tesla-drone-shot.html
Source: Twitter, YouTube, VivoKey Apex, TESLARATI via Futurism