ナス…かぁ。

絵文字使ってます？ たくさんある中でどの絵文字が好きですか？ 絵文字のコミュニケーションは簡単で便利、かつポップで見た目に賑やかですが、文化や年代によってぜんっっっっぜん意味が通じない、意図していないメッセージなってしまうことがあるので注意も必要です。Adobeが絵文字に関するアンケート調査を公開していますが、なるほど、そうなんだ!? 日本とアメリカでは絵文字事情が異なるかもしれませんが、参考までに！

絵文字があると共感しやすい

Adobeが公式ブログで2022年アメリカでの絵文字トレンド調査結果を公開。今年の春にアンケートを実施し、米国在住の成人5,000人のデータからレポートを作成しています。

まず、絵文字ユーザーの88％が絵文字があると感情移入・共感しやすい、75%が絵文字があるとより繋がりを感じると回答しており、絵文字のコミュニケーション能力の高さがわかります。また、92％が絵文字をコミュニケーションに取り入れることで、言語の壁の手助けになるとも回答。

絵文字と人種

2015年、Unicodeは絵文字にスキントーンを導入。ユーザーが自分にマッチしたスキントーンを選択できるようになりました。が、今回のアンケート調査では5人に2人が、既存の絵文字では自分のアイデンティティを表現しきれないと回答。今後よりオプション拡大を望む絵文字のトップ5は、年齢、人種、年齢、文化、身体障害でした。

絵文字理解してる？

友達や家族など、親しい人とのコミュニケーションとしての絵文字は通じている、はず。ただ、絵文字のジェネレーションギャップは大きいようです。回答者の50％が本来の絵文字の意味とは異なる使い方をしていると回答しており、これを世代別で見ると、Z世代の74％、ミレニアル世代の65％、X世代の48%、ベビービーム世代は24％。絵文字コアユーザーとなるZ世代とベビーブーム世代の絵文字コミュニケーションはなかなか難しいかも。だって、さくらんぼ?がまさかオッパイの意味で使われているとは！

愛情表現としての絵文字

愛情表現や好きアピールに使うのに適した絵文字はなんでしょう。

トップ3は投げキッス、ハートとニコニコ、目がハート。

好きアピールでこれ使ったらいかん！というワースト3はうんち、怒り顔、そしてナス。ナスがダメな理由わかります？ チェリーがオッパイなら、ナスはアレなんです。

恋愛絡みのメッセージで絵文字を使う人の割合は、男性が67％、女性は68％。絵文字で別れたことがあるという男性は27%、女性は15％でした。

絵文字コミュニケーションは、これからもっと発展していくはず！

Source: Adobe