突然ですが、カジノでルーレットをプレイしたことがありますか?
ラスベガスやマカオといったカジノの本場では、日夜、スリリングなテーブルゲームが展開されています。カジノ場に入るとルーレット専用のテーブルが置かれ、プロディーラーが華麗な手さばきでチップのやりとりをしている姿が映ります。シンプルにとってもカッコいいんですよね!
一方、同じテーブルゲームでもルーレットはカードを使わないため、意外にストレスなくとテーブルに入ることができます。ここではオンラインカジノでも話題のテーブルゲーム「ルーレット」をピックアップして種類と遊び方をご紹介します。ルーレットで遊ぶための優良カジノサイトをお探しの方は、www.casinotop10.jpを参考にしてみてくださいね。
ちなみに、最近、日本ではポーカーが流行っていますが、初心者の方はルールや役の種類をマスターしなければならなりません。ここで、ルーレットの出番!となるわけですね。
ルーレットの種類は3つだけ
ルーレットは3つの種類に分類されます。早速、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ヨーロピアンルーレット:オンラインカジノで最も主流
ヨーロピアンルーレット(European Roulette)は、ほとんどのオンラインカジノが採用しているポピュラーなルーレットゲームです。このタイプのルーレットは「0(シングルゼロ)」が1つと数字が1から36の合計37個のポケットがあります。特別な決まりもなく、ごく一般的なルールで遊ぶことができるため、ルーレットの中でもビギナーの方におすすめです。
ヨーロピアンルーレットのRTPは97.3%、控除率は2.7%です。この数字を見る限りでは、比較的稼ぎやすいテーブルゲームだと言えるでしょう。
アメリカンルーレット:ラスベガスやマカオで最もポピュラー
アメリカンルーレット(American Roulette)は、ランドカジノならマカオ、米国ラスベガス、アトランティックシティ、チュ二カ、リノなどでプレイできます。
アメリカンルーレットの特徴はハウスエッジの「0(シングルゼロ)」と「00(ダブルゼロ)」の二つのポケットがあることです。つまり、数字が1から36まであり、ゼロ枠が2つあるので38スポット用意されているということになります。
ヨーロピアンルーレットに比べて「00」が追加されているため、配当がやや出にくい仕組みとなっています。そのため、ヨーロピアンルーレットで慣れているプレイヤーは稼ぎにくいと感じることもあるようです。また、アメリカンルーレットはシングルゼロのみのヨーロッパ式に比べてRTPが94.74%と低めに設定されています。これは「00」のポケットが追加されているため、チップでカバーする場所が増えるからです。
フレンチルーレット:ゼロなし、アウトサイドベットの配置が異なる
3つ目はフレンチルーレット(French Roulette)です。フレンチルーレットの特徴は「0」も「00」もないタイプとなります。ヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットに比べて、アウトサイドベットの配置がやや特殊で、テーブルのレイアウトを見ても違いは明確です。とくに、コラムとダズンのポジションがちょっと難しいです。例えば、ダズンに賭けるときは「P12」「M12」「D12」と記されており、右側にある四角の枠にチップを置きます。
ヨーロピアン、アメリカン、フレンチでは回転台の数字の並びが異なる
ルーレットほどシンプルなテーブルゲームはないと思いきや、ヨーロピアン、アメリカン、フレンチはそれぞれ使用する回転台の数字の並びが異なります。プレイヤーのほとんどが回転台の並びに注目しているわけではないので、気が付くことも少ないかもしれません。
例えば、ヨーロピアンとフレンチは基本的に回転台は同じですが、アメリカンの場合は「00」が追加されているので、「0」の右側には数字の28が来て、「00」の左側には27が来るように設計されています。
ルーレットの基本的な賭け方と配当
それではルーレットの基本的な賭け方と、それぞれの配当を見ていきます。
- ストレートベット(36倍):1つの数字にダイレクトに賭ける
- スプリットベット(18倍):2つの数字を挟んで賭ける
- ストリートベット(12倍):縦1列の数字3つに賭ける、別名トリオ賭け
- コーナーベット(9倍):4つの数字の端に跨いで賭ける
- フォーナンバーベット(8倍):ヨーロピアンのみに適用、0、1,2,3に賭ける
- ダブルストリートベット(6倍):縦2列の数字6つに賭ける、別名シックスナンバーベット
- ファイブナンバーベット(7倍):アメリカンのみ適用、0,00,1,2,3の5つに賭ける
- コラムベット(3倍):横一列の12のポケットに長く賭ける
- ダズンベット(3倍):1から12、13から24、25から36に賭ける
- 赤/黒(2倍):レッド/ブラック、赤か黒に賭ける
- 奇数/偶数(2倍):オッド/イーブン、奇数か偶数に賭ける
- ハイ/ロー(2倍):1から18はロー、19から36はハイとして賭ける
初心者の方は勝率が50%の赤黒、奇数偶数、ハイローから試してみましょう。ベッティングが好調子に乗ってきたら、レベルを一つ上げてコラム、ダズンにチャレンジするのも良いですね。
最も配当の高いストレートベットは、勝率がわずか3%以下となっています。一つの数字に賭けるのは論理的には最もわかりやすく賭け方となりますが、やや配当面でリスクが伴います。ですので、最初のうちはアウトサイドベットを中心としたベッティングスタンスで攻めるのがおすすめです。
また、フォーナンバーとファイブナンバーは賭けられるタイプが決まっています。フォーナンバーはヨーロピアンのみ、ファイブナンバーはアメリカンのみとなりますので覚えておきましょう。
ルーレットで試したいストラテジーは?
ルーレットで少しでも勝率を上げたい方は、過去の先人が試した戦略にチャレンジしてみるのも良いでしょう。ここでは2つご紹介します。
ダブルストリートx5
この方法はダブルストリートを5つのエリアで賭ける方法です。例えば、ヨーロピアンルーレットで使う場合、全37ポケット中30をカバーすることが可能です。そうすると、当たる確率は81%強になります。かなりの高確率で勝利を収めることができますね。ダブルストリートはテーブル内に6か所存在しますので、その内5か所を埋めるというイメージです。
ネイバーベット
ネイバーベットは過去に落ちた球の場所をチェックして、次に落ちる数字の傾向を見るストラテジーです。この方法では回転台を4つのエリアに割るとことから始めます。そして、どのエリアに最も球が落ちやすいか?という確率と傾向を見ていきます。
ルーレットでは毎回のラウンドにお金を賭ける必要はありません。例えば、ベットを行った後、数回休みを入れてもOKなのです。この間にチップを置かず、ひたすらボールの落ちるエリアを確認していきます。そして、球の落ちる流れのようなものがつかめたら、ベッティングに参加するというのがネイバーベットの軸です。
ちなみに、球の落ち具合を見て、賭けには参加しないアクションを「カラ回し」といいますが、ネイバーベットでは無駄なお金を使うことを避けることができます。
あなたはデジタル派?それともライブカジノ派?
オンラインカジノには、RNGを搭載した「デジタル型ルーレット」とプロのディーラーがライブスタジオからゲームを進行する「ライブルーレット」があります。同じゲームですが、これらには決定的な違いがいくつかあります。
ライブディーラーカジノの場合は、ラスベガスやマカオといったランドカジノの雰囲気を演出して「生」でゲームが進んでいきますので「臨場感」があります。しかし、他のプレイヤーも参加するため、場合によってはチップを置くのに時間がかかったり、ディーラーとの会話で一定のテンポを保てないこともあります。
一方、デジタル型の場合は対戦相手が「機械」なので、ゲームは淡々とスピード感をもって進んでいきます。どちらも同じルーレットには変わりはないのですが、プレイヤーのニーズはそれぞれです。最終的には心地よくプレイできる方を選ぶのがベストでしょう。
まとめ
ルーレットにはヨーロピアン、アメリカン、フレンチの3種類があり、それぞれ「0」、「0」と「00」、また「0なし」というように、テーブルポケットの数が変わります。多くのオンラインカジノではヨーロピアンが主流となりますので、「どうしてもアメリカンがいい」「フレンチだけをプレイしたい」という方は、サインアップする前に確認しておきましょう。