電気代もガソリン代も高騰中……節電しながら寒い冬を乗り切る方法
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- 編集部
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心もふところも体も寒い冬……。
11月までは最高気温が20度を超える日も多く、寒い印象はなかったのに、12月に入った途端かなり寒くなりましたね……。 暖房器具を使わないとしんどい日もありますが、今冬は電気代だけではなく、ガス代やガソリン代まで高騰して、暖房器具を使うのを躊躇してしまいがち。でも、寒いものは寒い! いったいどうすれば……?
ということで、ギズモードライターたちに、省エネしながら暖かくなれる方法について聞いてみました。
まるで首用湯たんぽ。じんわり体を暖めてくれる
SPICE OF LIFEの「ウォーマーネックリング マフラー付き」は、液体の中に入っている金属ボタンを押すだけで、液体が結晶化して発熱するカイロ。10秒くらいで約50度の温かさになり、だいたい1時間ほど持続します。
まるで湯たんぽで首を温めているように、じんわり、ほんわか温めてくれて最高に気持ちがいいんです。この優しい温かさはほかでは得られない心地よさ。これは是非多くの方に体感してほしい。
テキサスの冬も暖めてくれるのはおしゃれな湯たんぽ
年中暖かそうなイメージがあるかもしれませんが、夏に熱波でえらいことになったテキサスにも冬はやってきます。僕はスタンディングデスクで書く作業をしているので、スツールにもたれながら立っている足先が冷たくなる日は少なくありません。暖房をガンガンかければいいのかもだけど、電気代やガス代が上昇する中、足元の寒さよりもお財布の底冷えが怖くて着込んで寒さをしのぐ人もいるかもしれません。そんな時に足を温めてくれるのが、ラプアンカンクリの湯たんぽ「MARIA 」。
東北在住の知人が激推しする理由がわかる暖かさと使用感。湯たんぽのカバーがウール100%なので、裸足でも肌触りが心地いいんです。僕は立っているので、体重を乗せてお湯が噴出してディザスターなんてことにならないように、フットレストの上に置いた足の上に湯たんぽを乗せて使っています。椅子に座る人なら足を乗せるのも、腰の後ろに置くのもいいと思います。寒い夜には、掛け布団の上に置くと(布団の中に持ち込むのはNG)足元ぬくぬくで安らかに入眠できますよ。僕の寒い夜対策は、足の間と脇の間に「ニャたんぽ」を置くことです。身動きとらせてくれないので寝苦しいですけど。
(Kenji P. Miyajima)
部屋の中でもニットキャップ。耳が覆われている安心感よ…
寒さが苦手です。冬場は家の中でもニット帽かフードをかぶり、なるべく頭部から熱を逃さないようにしています。耳までスッポリ覆われていると、なんだか安心感ありますし。
リサイクルウールと「光電子」を練り込んだ糸で編んであるニュートラルワークスのシープハーダー/ビーニーは、ほんわかと自然なあたたかさが持続して、優しい肌触りです。
腹が冷えては登山ができぬ、とトレイルランニング用に購入したモンベル製の腹巻きも日常的に大活躍しています。これ一枚着ているだけでほーんとあたたかい!
腹巻きに味を占めて、同じくモンベルのスーパーメリノウール EXP. ラウンドネックシャツも購入しました。
L.W.(ライトウェイト)、M.W.(ミドルウェイト)、EXP.(エクスペディション)のうち、EXP.は最強の暖かさ。繊維の間にふんわりと編み込まれた空気が断熱層の役割を果たしてくれるそうです。それでいて分厚くないので、重ね着しても袖がもたつきません。
ウールインナーは着心地が良いと同時に吸湿性もバッチリ。運動中にかいた汗が体にビタッと密着してくることがなく、速乾性にも優れているので汗冷えを防いでくれるんですよね。質の高いメリノウールインナーは長持ちしますから、これから先何年も大切に使い続けたいと思っています。
(山田ちとら)
寒冷地仕様の寝袋なら真冬でもホカホカ
・寒冷地仕様の寝袋で寝る
-40℃まで耐えられるThe North Faceの寝袋を普段使いしています。
全身をすっぽり包んでくれて本当に温かい。明け方に寒くて目がさめることもなく朝まで熟睡できます。畳めばコンパクトになるし、災害などで避難所に持っていくときも、普段使いしていればすぐに持ち出せます。
・白湯を飲む
とにかく冷え性な筆者は、夏でも冷たい水を飲むのが苦手。一年を通して白湯を飲んでいます。詳しい効果は分かりませんが、一般的には、白湯を飲むと胃腸全体が温まって消化力が高まるそうです。
・お風呂にはエプソムソルトを入れる
頻繁にこむら返りが起こって悩んでいた時期に使い始めたエプソムソルト(マグネシウム)。発汗作用があり、お風呂を出てからも体のポカポカが続きます。心地いい疲労感も得られるので、寝つきも良くなるような気がしています(筆者は横になるとすぐに眠たくなるのでエプソムソルトの効果かどうか分かりませんが)。
就寝中はエアコンを使いたくないので、寝袋と白湯に加えてエプソムソルトは筆者の冬の夜の必須アイテムです。
(中川真知子)
あのプチプチで防寒?
窓際で仕事をすると、いくらカーテンを閉めていても寒いものです。冷気は足元に来ますからね。そこで防寒対策にと導入したのが、霧吹きで水をシュシュっとするだけで窓ガラスに貼り付く結露防止シートです。
見た目は梱包に使われるプチプチのエアパッキンなのですが、貼ってあるとちょっとだけ寒さが緩和されます。結露も防げるので冬場の相性はカンペキ。窓のサイズに合わせてカットできますし、もし角から剥がれても濡らせばまたくっつきます。曇りガラスのようになるので、外から部屋の中が見えず防犯に役立つこともあるでしょうね。使い捨てにせず繰り返し再利用できるので、プラごみにならずエコというのもメリットです。
オフシーズンは丸めて保管しておけば、翌年また使えます。我が家ではかれこれ5~6年使い回していますが、まだまだ現役です。安価なのにこれだけ使えたら、コスパも優秀ですね。
(岡本玄介)
日本が誇る伝統的な簡易暖房器具「湯たんぽ」
在宅勤務で、一人おうち作業することが多い私。自分のためだけに床暖房やホットカーペットを使うのは電気代がもったいない、でもフリースやひざ掛けだけじゃ寒い…という時に活躍してくれるのが、日本が誇る伝統的な簡易暖房器具「湯たんぽ」です。
私が愛用しているのは昔ながらの、ただ熱湯を入れるだけのシンプルなもの。デスクでの作業時に足の下に置いておけばホットマットの代わりになりますし、ローテーブルの下に置いて上から毛布をかければプチこたつの完成です! これが意外と温かい。
寝るときはもちろんお布団に連れていきます。ホットカーペットや電気毛布と違って徐々に冷めていくので、おやすみタイマーをかける必要もありません。暑くなったら布団の外に蹴飛ばせばOK。朝になってもほんのり温かく、「一晩中あたためてくれたんだね…」とほっこりしたぬくもりを感じます。
いちいちお湯を沸かす手間はありますし、お湯がピンポイントに注げずこぼれて「アチチ……」となることもあるけれど、まだ今年の冬もこれからもずっと、この子なしで生きていけない必須アイテムです!
(R.Mitsubori)
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