12月のオンライン勉強会のテーマは「テクノロジーと雇用の未来」です。
AIを筆頭としたテクノロジーの進歩は目覚ましいものがあります。自動化技術は生活を便利にして、企業の生産性向上にも寄与します。しかしながらその反面、労働者の雇用には大きな影響を及ぼします。
ここ数年自動化技術の普及により、”なくなる仕事”に関する論争を耳にする機会も増えてきました。
忘れてはならない事実として、人類は過去にも数々の機械化などのイノベーションを経て今にたどり着いています。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言を聞いたことがあると思います。
テクノロジーによる雇用の危機が潜在化している中、産業革命を筆頭として先人たちが経験した変革の時代の労働環境を分析することは大変意味のあることだと思われます。
そこで今回は「テクノロジーと雇用の未来」をテーマに勉強会を開催します。
課題図書は「テクノロジーの世界経済史-ビル・ゲイツのパラドックス」です。
著者は2013年、人工知能(AI)が雇用に与える影響の論文を発表したオックスフォード大学の研究者です。論文ではアメリカでは今後労働力人口の47%が機械に代替されると発表し話題を呼びました。
本書では技術革新と労働の関係性を産業革命前の時代から長期的視点で検証しています。格差を助長し労働者階級を苦境に陥らせる技術革新と人類を幸福にする技術革新の違いを歴史から紐解いています。
激動の時代を迎えた今、示唆に富む読み応えある一冊です。
テクノロジーと雇用の関係性はすべての労働者にかかわる課題です。雇用の未来について議論したい方はぜひご参加ください!
※本勉強会は終了しています。
【課題図書】「テクノロジーの世界経済史-ビル・ゲイツのパラドックス」(カール・B・フレイ著)
【発表者】新沼進(TSEP副代表)
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