アメリカの若者の間でガラケーが流行中? その理由とは
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24,630
- そうこ
ジワジワと流行ってきてるんですって。スマホがもはやインフラとなった現代で、ガラケーが。
米国市場で安定した売り上げを維持
テック系市場のリサーチファームCounterpointが、アメリカ市場での2023年のガラケー(フィーチャー・フォン)販売台数を280万台と予想。
アメリカのモバイル携帯電話市場でメインとなるのはもちろんスマートフォン。ガラケーのシェアは2%程度です。しかしこの2%が維持されており、ガラケー販売台数は少数ながらも常に安定、むしろ徐々に伸びてきているんです。
ミニマルな生活を求める若者が支持
主なガラケーユーザーは、ビジネス端末として使う人や観光客などで、安さと丈夫さが売り。その中で、今年注目されているのはZ世代やミレニアル世代など若者のガラケーユーザー。
スマートフォンやSNSから距離を置いて、メンタルを整えるためのデジタルデトックスや、ミニマリストな暮らしを求める目的で、いい意味で利用に制限のあるガラケーを手に取る若者が増えているんだそう。
デジタルデトックス狙いで、電子ペーパーをディスプレイに採用したスマホもリリースされていますから、マイナーながらも「デジタルデトックス」は需要あるカテゴリのようです。
米キャリアの安価OEMガラケーが増えていることで、安いセカンド端末として取り入れやすいのも成長理由の1つなんだとか。
今後さらなる成長を期待?
スマホ台頭以降、ハード面では特に大きな変化のないガラケー。Counterpointは、eSIMやNFC対応でさらに成長すると語っています。
デジタルデトックスを一定期間行なう人にとっては、たしかに上記の機能があればセカンド端末としてのガラケーの使い勝手がぐんとあがりますね。
…久しぶりにパカパカしたいな。
Source: Counterpoint