買ったけどなんか違う…そんな香水選びの失敗がなくなるサービス
-
5,751
- 門岡 明弥
香水選びって、意外と難しい。
自分にどんな香りが合うのかイメージするのはもちろん、実際に使ってみないとそれが本当に好みの香りであるかどうかは分かりません。しかも、香水ってひとつあたりの値段が結構張るから、買ってみてから「やっぱりコレじゃない!」なんてなったらめちゃくちゃ悲しいんですよね……。
香水を試して、選ぶサブスク
香水選び、もっとラクにならないかな?と思っていたこの頃、編集部からERAM(エラム)という香水のサブスクリプションサービス(月額3,890円 ※税・送料込)を試してみたら?と、試用の機会をもらいました。
「試して比べて、理解する香水サービス」と書いてある通り、webで質問に答えながら、フィードバックを通して“自分に合った香水”を選ぶことのできるサービスとのこと。どれほど自分の心とマッチする香水が届くのでしょうか。
まずはweb上で質問フォームに答えることで、自分に合った3種類の香水が届きます。
3種類の香水を1カ月間使ってみて、フィードバックを送信。2回目はさらに厳選された3種類の香水が届くので、それをまた1カ月使用して、最終的な1本を決める……という流れです。
質問内容はこんな感じ。シンプルだったので、2〜3分ほどで回答できました。
すべての質問に回答し終えると……
僕へのおすすめの香水は「フレッシュ・シトラス」とのこと! これと併せて「フレッシュ・フローラル」「グリーン・ウッディ」という香水もセットで送ってもらえるそうなので、じっくり使ってみたいと思います。
たしかに、柑橘やウッディ系の香水が好みなので、楽しみです。
1回目の香水が到着
3種類の香水が到着しました。
箱の肌触りもよく、全体的に上質な質感です。香りへの期待も高まる……!
こちらがおすすめされた「フレッシュ・シトラス」。実際に付けてみると、確かに爽やかでいい香り。カジュアルに使える爽やかな香水としてはアリだな〜。ただ、爽やかさの中に甘さも含まれていて、好みの香りではありながらも「ちょっと華やかすぎるかも?」と感じられました。
真ん中の「フレッシュ・フローラル」は「フレッシュ・シトラス」と近い系統の香りですが、華やかさを控えめにした感じ。花を思わせる、やさしい華やかさです。
右側の「グリーン・ウッディ」は、名前の通りグリーンの爽やかさを持つ香りでした。ただ、「フレッシュ・シトラス」と違うのは、“華やかな爽やかさ”ではなく“落ち着いた爽やかさ”である点。何日か使う中でこれが一番しっくりきたため、こちらでフィードバックを送信してみることに。
まずは3種類使ってみただけですが、数日かけて香りを味わえるのはなかなかありがたいですね。時間と共に香りは変化しますし、最初は「合わないかも?」と思っていた香りでも、違う日に付けてみると「意外といいかも!」と思えることもありました。
店舗に置いてあるテスターではここまでじっくり使ったうえで比較検討できないため、きちんと使って、納得したうえでフィードバックを送信できるのは魅力的だと感じました。
2回目はさらに好みに合った香水が届く
2回目に届いたのが「ドライ・ウッディ」「ハーバル・ウッディ」「フローラル・ウッディ」の3種類。届いたときにまずは3種類の香りを試してみたのですが、確実に1回目よりも自分の好みに合っていて驚きました!
「ハーバル・ウッディ」は、スパイシーでありながらもグリーンの爽やかさや花の華やかさを兼ね備えた香り。「フローラル・ウッディ」は1回目に届いた「フレッシュ・フローラル」と似ていますが、より香りがシャープになった印象。「ドライ・ウッディ」はスパイシーさとウッディなテイストが全面に出ていながら、お香のような上品さも感じられます。
どれも……、良すぎる……。
全6本使った中で、最も落ち着いたテイストでありつつ、自然を思わせる爽やかさも備えている。そんな部分に惹かれて、最終的に「ドライ・ウッディ」を選びました!
最後は6mlタイプが届く
最後に届いたのは、6mlタイプの「ドライ・ウッディ」。最終的な1本を決めるまでに時間が必要ではありましたが、じっくり6種類の香水を使う過程は楽しかったです。「本当にこの香りでいいのかな?」と思っても焦らずに考えられますし、何よりすべての工程が自宅で完結する点がストレスフリーでした。
翌月以降は同じ香水(6ml)が毎月届きますが、違う香りを探したいときは改めてwebの質問フォームから回答を行なえばOKとのこと。ライフスタイルの変化に伴って好きな香りの系統も変わっていきそうですし、その時々に応じて好きな香りを探してみるのも楽しいかもしれません。
香水選びに悩んだことのある方は、“納得感を持って好きな香水を選べる”ことにきっと感動するハズ。好きな香りを探すアイデアとして、ぜひ!
Photo: 門岡 明弥