ゲームを全くしない私が、インテリアを無視してでも使いたくなるチェア
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- 大平千沙
自宅で作業をするときの1番の悩みは“長時間座ること”ですよね。特に椅子の座面が硬すぎたり、サイズが自分に合ってないと、腰痛に悩まされることになります。そう、私のように…。
そんな悩みを解決してくれたのが「ゲーミングチェア」だったんです。私はゲームもしないし、自分のお部屋にもインテリア的には馴染まないけど、それでも使い続けているのには、それだけの理由があります。
インテリアを無視しても使いたくなる
白とベージュを基調としたお部屋に、ひと際目立つ「ゲーミングチェア」。1年前に引っ越しをした際にはオシャレなスツールを使っていたのですが、わずか1ヶ月程で腰痛に悩まされるように…。
オシャレさを犠牲にしてでも作業に集中できるようにと導入したのが今持っているGXTRACEのゲーミングチェアでした。人間工学に基づいて設計されており、頭部・頚椎・肩・腰の4点で身体をサポートしてくれるので、ゲーマーだけでなく長時間作業する方全員におススメなんです。
まず、組み立てが必要なのですが、重たいパーツもあるため2人以上での組み立てが良さそうです。このアイテム1番のお気に入りは、チェア全体の程よい固さ。高反発ウレタンを採用することで、柔軟な座り心地とともにへたりにくく、1日座っても疲れにくい仕様になっています。座ったときに沈み過ぎて不安定になったり、反対に固くてお尻が痛くなってしまうのですが、このチェアはまずそれがありませんでした。1年経過しても、座面部分のへこみが少しあるものの、使う分には問題のないレベルです。あぐらをかいても座れる広さもあるので、窮屈さを感じさせません。
コスパ最強の機能性
こちらはゲーミングチェアの中では比較的安価に購入できるのですが、ただ長時間座っても疲れにくいだけでなく、機能性も豊富なんです。まずは格納式のオットマン。休憩時や仮眠を取る際に大活躍してくれます。両サイドにあるアームレストは高さと角度を調整できるので自分の好きなポジションに設定することができます。
座面右側には、高さ調節のレバーと90〜165度の範囲でリクライニング調節できるレバーがあります。どちらも頻繁に使うことはないものの、少しカクンカクンとした動きになるので、調節はスムーズではないかも…。
安定感が抜群の樹脂ベースと静音でスムーズに動くPUキャスターのおかげで、作業中に体勢を変えても動くことがない安定感が本当にお気に入りです。リクライニングした際でも安定する設計のため、サイズが大きく掃除の時やちょっと移動する時は少し邪魔と感じることも。
長時間のPC作業も疲れない
普段は猫背になりやすい私でも、このチェアに座ると姿勢が良くなります。身体に負担の少ない姿勢でいることで、長時間のPC作業でも疲れがたまりません。
ヘッドレストは首にフィットするクッションで、負担のかかりやすい首まわりをサポートしてくれます。私の場合、身長が低いので後頭部にクッションがきてしまうのでなかなかしっくりこないので取り外して車の座席に使用しています。必要のないものは取り外せるのもカスタマイズ性が高くて嬉しいポイント。
私にとってなくてはならない3Dランバーサポートは、腰をサポートしてくれるクッションです。ゴムベルト付きなので、好きな高さに調節することができ、身長の低い私でもぴったりのポジションを見つけることができました。個人的には、このクッションを腰の少し上に置くことで姿勢が真っすぐになり、腰への負担がかなり楽になった感覚があります。いままで全く馴染みのなかったゲーミングチェア。1年以上ガッツリ使ってみて、本当に買ってよかったアイテムでした。 Photo, Text: 大平千沙